サリンジャー―生涯91年の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 648,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794969088
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』によって全世界的に知られる作家となったサリンジャー。1965年に最後の作品を発表して以降、沈黙を守りつづけ、2010年に91年の生涯を閉じた。
 本書は死後初めてとなる伝記で、『ナイン・ストーリーズ』『フラニーとゾーイー』などの代表作をはじめ、単行本未収録の初期短編や未発表作品まで網羅的に紹介。同時に、ノルマンディー上陸作戦での従軍体験、ウーナ・オニールとの恋と破局、最初の結婚、出版社やマスコミとの軋轢……謎につつまれた私生活を詳らかにしていく。
 膨大な資料を渉猟し、緻密な追跡調査を行い、さまざまな新事実をあきらかにしたサリンジャー評伝の決定版!

序章/1 坊や(サニー)/2 抱いた夢/3 迷い/4 旅立ち/5 地獄/6 贖罪/7 自立/8 再確認/9 ホールデン/10 十字路/11 定住/12 フラニー/13 ふたつの家族/14 ゾーイー/15 シーモア/16 暗黒の頂き/17 孤立/18 別れ/19 沈黙の詩/20 ライ麦畑をやってきて/訳者あとがき/出典/J・D・サリンジャー年譜/索引

【著者紹介】
ニュージャージー州生まれ、現在も在住。2004年にサリンジャーのウェブサイトを創設。本書『サリンジャー ――生涯91年の真実』がベストセラーとなり、2012年度ヒューマニティーズ・ブック賞を受賞。2012年に15カ国語に翻訳され、20カ国で発売。ニューヨーク・タイムズ紙やイギリスのタイムズ紙などで取り上げられた。

内容説明

サリンジャーはなぜ“姿”を隠したのか?出生秘話、家族、戦争体験、失恋、結婚、創作活動、編集者との確執…謎に包まれた私生活や埋もれていた新事実がいま明らかに。死後初めてとなる決定版・評伝!

目次

坊や
抱いた夢
迷い
旅立ち
地獄
贖罪
自立
再確認
ホールデン
十字路
定住
フラニー
ふたつの家族
ゾーイー
シーモア
暗黒の頂き
孤立
別れ
沈黙の詩
ライ麦畑をやってきて

著者等紹介

スラウェンスキー,ケネス[スラウェンスキー,ケネス] [Slawenski,Kenneth]
ニュージャージー州生まれ、現在も在住。『サリンジャー 生涯91年の真実』がベストセラーとなり、12年度ヒューマニティーズ・ブック賞を受賞。そのほか、ヴァニティ・フェア誌、フランスのルヴュ・フユトン誌などに執筆している

田中啓史[タナカケイシ]
1943年生まれ。東京大学大学院修了。青山学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

42
【小説8】この膨大な伝記+作品解説の本をめくりながらサリンジャーの小説を読み続けた数週間を何と表現すればよいだろうか。サリンジャーは作品と作家は別物であると強く主張し、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」以降は隠遁して自らのプラバシーが暴かれるのを法廷闘争までして守り通した。謎に包まれてきた生涯と言って良いだろう。死後刊行されたこの伝記を読むことは、だからサンジャーの意思に反するだろう。しかし、サリンジャーへの愛に満ちた本書なら許してくれるのではないか。作家の意思に反しようが、彼の小説群を深く読むことが↓2022/06/12

塩崎ツトム

18
作家はよく「登場人物が勝手に動いてくれました」という境地に達するが(ぼくはまだない)、サリンジャーは自らの創作したホールデンくんやグラース家の天才児たち、そしてそれが映す自画像が勝手に動き回られたせいでどんどん精神が摩耗していったのではなかろうか。それはあの大戦を兵士として体験した人間が陥る、インナースペースへの逃避だったんじゃなかろうか。2023/11/20

テツ

18
イノセントに焦がれて焦がれて、自分や周りが汚れていくことに凄まじい絶望を感じ焦燥感に駆られた思春期のあの頃にサリンジャーが手元にあって良かったと大人になり読み返しても思う。思春期の青臭い、何も出来ないくせに万能感と焦燥感に板挟みになり、日々失われていく自分の中のイノセントを感じていた日々。そうした失くしつつあるモノの大切さと、失くさないためにもがき苦しむ姿、その果ての諦観を何となくサリンジャーに教えられた人は多いんだろう。ライ麦畑のつかまえ役になれなかった全ての薄汚れてしまった大人へ。2017/08/16

びーとぅん

15
ものすごく時間がかかったけどようやく読み終えることができた。サリンジャーの死後発売された初の本格的な伝記で、彼の人生から未発表の作品まで詳しく述べられている。特にサリンジャーの戦争体験の壮絶さと宗教的な追求には驚かされた。自分の作品に振り回され、孤独へと自身を追い詰めていった彼の長い旅路の中で、どれほどの葛藤があったかは計り知れない。ただただ純粋にお疲れさまといってあげたい気分になった。伝記で泣いたのは初めてかもしれない。2014/03/05

ゆきえ

13
多くのサリンジャーファンが、一時期その作品を持ち歩いていたということ。私も御多分にもれず、『ナイン・ストーリーズ』を持ち歩いていた。高校生の時に。これがあれば大丈夫、と、なぜか感じて。サリンジャーの作品は、自分は一人ではない、という風に感じさせてくれる作品だったのだ。なるほど、と思った。2015/06/04

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