出版社内容情報
本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉のエッセイ集。
大学在学中にフリーライターの仕事をはじめ、そのまま中退し、現在に至る。原稿料だけでは暮らしていけない。足りない分は我慢したり、古本を売ったり、アルバイトをしたり。好きな時間に寝て起きて、古本屋をまわって、一日中、本さえ読めれば……。
身軽な自由業を続ける著者が、その心根を吐露しながら、大好きな昭和初期の文人、古本やまんがについて語る。本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉のエッセイ集。
1 フリーライター
2 古本の時間
3 魚雷の教養
4 男のまんが道
5 程よい怠惰
あとがき
【著者紹介】
1969年三重生まれ。明治大学文学部中退。在学中から雑誌の編集、書評やエッセイを執筆。『sumus』同人。著書に『古本暮らし』『活字と自活』『本と怠け者』『書生の処世』などがある。
内容説明
ずっと隠居にあこがれていた。できることなら浮世離れした人間になりたかった―本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉のエッセイ集。
目次
1 フリーライター(隠居願望;フリーランスと安全 ほか)
2 古本の時間(神保町「二階世界」巡り;『焼酎詩集』のこと ほか)
3 魚雷の教養
4 男のまんが道
5 程よい怠情(未開の感情;神様の野球ゲーム ほか)
著者等紹介
荻原魚雷[オギハラギョライ]
1969年三重生まれ。明治大学文学部中退。在学中から雑誌の編集、書評やエッセイを執筆。『sumus』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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