覚悟のすき焼き―食からみる13の人生

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覚悟のすき焼き―食からみる13の人生

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794968883
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

作家の宇田川悟が、13人のゲストの食卓にまつわるあれこれを掘り下げながら、各人の仕事や人間的魅力にせまる、楽しい対談集。

「食」という窓から覗けば、トップランナーたちの生きる指針が見えてくる。
本書のゲスト:松浦晃一郎、松任谷正隆、五味太郎、佐藤可士和、大岡玲、吉本ばなな、三遊亭好楽、見城徹、石丸幹二、??田郁、真山仁、平松洋子、村上龍

1. 松浦晃一郎
「沈黙は金」は通用しない/料理という社会運動/地球的な水不足がやってくる/一九三カ国の食文化/食生活六カ条/目利きのワイン泥棒

2. 松任谷正隆
お取り寄せの「予習」/美意識はどんどん変化していく/食べ物への恐怖症/食卓のワンポイントリリーフ/殿様料理/食の結婚前・後

3. 五味太郎
楽なほうに行け/団結しない、仲良し家族/モボ・モガの正統なる嫡子/名曲はないけど名演はある/産業化されない面が魅力/命がけで食う文化

4. 佐藤可士和
土に触れる/「ちゃんと朝ごはん」家族/本質をあぶり出すコミュニケーション/象徴を介して伝える/制約の中で/前提を疑うことが原点

5. 大岡玲
グルメとグルマン/フライフィッシングにハマった/糠味噌臭いワインも好き!/食いしん坊の目覚め/台所と本棚しかない家/独学料理

6. 吉本ばなな
レストランを書く/細部は清潔に/その場の最低の人間になれ/店選びは面白すぎる/命の力を思う/高級店からジャンクフードまで

7. 三遊亭好楽
正蔵師匠の精進揚げ/酒の不始末と破門/八人兄弟・九人家族/名人上手の美味しいしぐさ/何でも全員で食べる/お先でございます

8. 見城徹
ミシュランというブランド/うまい飯と三つのカード/「京味」に一〇〇〇回/たくさん恋愛しろ/一〇と引き替えの一/死んでもいいから飲みます!

9. 石丸幹二
パリで歌った「こもれびの庭に」/フランスの豊かさの尺度/演劇という異常事態/小学生で銀ブラ/料理と音楽は似ている/外食・ロケ弁・エスプレッソ/人並みの贅沢

10. ??田郁
周五郎さんの世界へ/家を建てるように構想する/「つる家」に父がいるようで/若旦那の花見だ/覚悟のすき焼き

11. 真山仁
『アルセーヌ・ルパン』の正義/小説のほうが真実に肉迫できる/柔らかいリンゴへの違和感/無責任な正しさ/山芋好きの反骨少年/美味しかったらええんちゃうの/取材と飲食は不可分

12. 平松洋子
ちょっと外れたところにひっそりと/軍事政権下の韓国へ/知恵が生まれる場所/清らかな水の味/岡山の祭り寿司/断食後、だしをひと口/本にならないとわからない

13. 村上龍
小説を書くことは非日常/「ばんどう太郎」と「ラッキーピエロ」/取り合って食べた肉/『料理小説集』/厳密さの中の工夫/行きつけは半径二〇〇メートルに

あとがき

【著者紹介】
1947年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。作家。フランスの社会・文化・食文化に詳しい。フランス政府農事功労章シュヴァリエを受章。主な著書は、『食はフランスに在り』(小学館ライブラリー)、『パリの調理場は戦場だった』(朝日新聞社)、『ニッポン食いしんぼ列伝』(小学館)、『ヨーロッパワインの旅』(ちくま文庫)、『フランス 美味の職人たち』(新潮社)、『欧州メディアの興亡』(リベルタ出版)、『フランスはやっぱりおいしい』(TBSブリタニカ)、『フランス料理二大巨匠物語―小野正吉と村上信夫』『書斎探訪』(共に河出書房新社)、『フランス料理は進化する』(文春新書)、『吉本隆明「食」を語る』(朝日文庫)、『VANストーリーズ―石津謙介とアイビーの時代』(集英社新書)、『超シャンパン入門』『東京フレンチ興亡史』(共に角川oneテーマ21)、『フレンチの達人たち』(幻冬舎文庫)、『最後の晩餐』『料理人の突破力』(共に晶文社)、『ホテルオークラ総料理長 小野正吉』(柴田書店)など多数。訳書に、パトリック・モディアノ著/ジャン=ジャック・サンペ絵『カトリーヌとパパ』(講談社)などがある。

内容説明

とある昼下がりに大人が1組。語り合うのは来し方行く末、そして果てしなく広がる食談義!対話の締めくくりは、死ぬ前に何を食べたいか=「最後の晩餐は?」作家の宇田川悟が、ゲストの食卓にまつわるあれこれを掘り下げながら、各人の仕事や人間的魅力にせまる、楽しい対談集。「食」という窓から覗けば、トップランナーたちの生きる指針がみえてくる。

目次

松浦晃一郎―外交官の食卓
松任谷正隆―食べることは自分への挑戦
五味太郎―モボ&モガの正統なる嫡子
佐藤可士和―創造の原点「前提を疑え」
大岡玲―糠味噌臭いワインも好き!
吉本ばなな―命のきらめきを食す
三遊亭好楽―何でも全員で食べる
見城徹―一〇と引き替えの一
石丸幹二―進化・熟成を続けるエスプリ
高田郁―食は、人の天なり
真山仁―真実に肉迫できる小説の力
平松洋子―生きながらえる知恵を得る
村上龍―最後の晩餐は仕事?

著者等紹介

宇田川悟[ウダガワサトル]
1947年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。作家。フランスの社会・文化・食文化に詳しい。フランス政府農事功労章シュヴァリエを受章、ブルゴーニュワインの騎士団、シャンパーニュ騎士団、コマンドリー・ド・ボルドー、フランスチーズ鑑評騎士の会などに叙任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろさん

13
髙田郁先生の講演会で話題になって紹介されていたので読んでみました。講演会でも紹介されていた江戸時代の料理屋ランキング瓦版の話など、とても読みやすく、高田郁先生の作品の産みの苦しみも感じられました。他にも気になる作家さんや文化人の対談も面白かったです。2024/04/12

Humbaba

7
ただ栄養を撮りたいという目的であれば、食事はとても簡単なものであるといえる。しかし、それは食事の一端でしか無く、大切な部分を無視してしまっている。すべての食事を楽しみだけのために行うことは難しいかもしれないが、人生の楽しみから食事というものを省いてしまってはもったいない。2016/01/29

su☆ma

5
★3(図) 春眠暁を覚えずに加え、年度末&始めの慌ただしさも相まって全然進まなかった。最終的に気になった人だけでもと思ったけど、松任谷さんからばななさん、好楽師匠から石丸さんに髙田郁さんと続くものだから、結局村上龍氏まで読みきってしまった。最後の晩餐って言われたら何を言うだろう。どこそこのあれを、というこだわりがない私は普通に過ぎていきそうだなぁ。食にこだわれる方々が羨ましい。ちなみにこの「覚悟のすき焼き」は髙田さんのお話に出てきた言葉。2023/04/11

ぽー

2
村上龍がなんでこんなタイトルの本で対談してるんだろうと思ったが、著者と昔から関係があったみたい。その宇田川悟という人のことを知らないなと思い著作一覧見てたら「パリの調理場は戦場だった」を書いた人だった。あれはタイトル通り壮絶なドキュメンタリー。2015/10/31

hideko

2
食を切り口に見えてくる価値観だったり生活史や美学。 それぞれに味わい深い。2015/10/28

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