森を見る力―インターネット以後の社会を生きる

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森を見る力―インターネット以後の社会を生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794968388
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

データが氾濫する時代には、データではなく「森」を見よ!メディアの最前線で活動する著者の、新しい情報社会の見取り図!

インターネットは社会を便利で快適なものに変えたが、一方で人間の生命力を弱めていないか。「木を見て森を見ず」の言葉どおり、わたしたちは細部にこだわるあまり、全体を見通す目を失ってはいないか。ネットがあたりまえのものになり、データが氾濫する時代には、データではなく「森」を見よ! 数々の企業、商品開発、広告戦略、メディア、教育行政の現場に携わってきた著者が描く、あたらしい情報社会の見取り図。

■序章 森を見る力
  森を見る力 1
  森を見る力 2

■第一章 戦後社会の中で変質したものは何か

社会の変質
  生きる力を失っていく子どもたち
  戦後社会のコミュニティを壊したものは何か
  就活地獄は、どこから来たのか
  団塊世代論
組織の変質
  「豊かさ」を目指す第一世代組織論
  組織の内部崩壊
  「強さ」を目指す第二世代組織
  第三世代組織の暴走
  戦後民主主義というコミュニティ
  第四世代組織の展望
企業の変質
  誰がマーケッターを殺したか
  どうした、家電メーカー!
  恐竜化するイオン
  セブンプレミアムは「おいしい」のか
政治の変質
  投票に行かなくなった若者たち
  官僚という職業
  政治家という職業
  ギリシャと日本

■第二章 不安定な時代のアイデンティティ

  コンドームが何をしたか
  ニートという生き方
  モンスターの時代
  モンスター消費者

■第三章 メディアの現在

出版の現在
  変わりつつある書店の役割と、スタバ本の革命性
  ブックオフ論
  電子書籍進化異論
  本はなぜ滅びるのか
  地方書店「好文の木」の実験
テレビの現在
  広告とは何か
  テレビを見るべきか、インターネットを見るべきか、それが問題である
音楽・ゲームの現在
  パチンコとソーシャルゲーム
  売れないCD。でも音楽の時代は進む
  僕らが「ジョブズの魂」から学ぶもの


■第四章 インターネットが何をしたか

  生命・情報・社会
  Twitter私論
  アフター・インターネットの世界
  池上彰は「まとめサイト」だ

■第五章 3・11以後の社会

  原発を止める、ただひとつの道
  地域で生きるということ
  インターネット時代の新しい生き方
  オーナー・シェフ型アーティストの登場
  こども芸術大学
  競争の終わり
  支援活動はしません
  未来フェスの可能性
  魂のオリンピック

あとがき 追悼・林雄二郎さん

【著者紹介】
デジタルメディア研究所・所長。1972年、音楽雑誌「ロッキング・オン」を創刊。1978年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざまなメディアを開発する。現在、未来フェス代表、未来学会理事、阿佐ヶ谷アニメストリート商店街会長などを務める。『企画書』(宝島社)、『メディアが何をしたか?』(ロッキング・オン)、『ナゾのヘソ島』(アリス館)、『一応族の反乱』『生意気の構造』(共に日本経済新聞社)、『シフトマーケティング』(ビジネス社)、『21世紀企画書』(晶文社)、『インターネットは儲からない!』(日経BP社)、『暇つぶしの時代』(平凡社)、『やきそばパンの逆襲』(河出書房新社)、『風のアジテーション』(角川書店)、『自分探偵社』(オンブック)、『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。』『希望の仕事術 』(共にバジリコ)ほか共著、編著多数。

内容説明

インターネットは社会を便利で快適なものに変えたが、一方で人間の生命力を弱めていないか。「木を見て森を見ず」の言葉どおり、わしたちは細部にこだわるあまり、全体を見通す目を失ってはいないか。ネットがあたりまえのものになり、データが氾濫する時代には、データではなく「森」を見よ!数々の企業、商品開発、広告戦略、メディア、教育行政の現場に携わってきた著者が描く、あたらしい情報社会の見取り図。

目次

序章 森を見る力
第1章 戦後社会の中で変質したものは何か
第2章 不安定な時代のアイデンティティ
第3章 メディアの現在
第4章 インターネットが何をしたか
第5章 3・11以後の社会

著者等紹介

橘川幸夫[キツカワユキオ]
デジタルメディア研究所・所長。1972年、音楽雑誌「ロッキング・オン」を創刊。1978年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざまなメディアを開発する。現在、未来フェス代表、未来学会理事、阿佐ヶ谷アニメストリート商店街会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

286
いろいろなところに書き散らしたものをまとめて一冊にした本らしいので仕方ない部分はあると思うが、いろいろと内容が散漫で、最終的にこの本で読者に対して何を伝えたかったのがぼやけてしまっているような気がするが、それは本書のタイトルが「森を見る力」ということなので、個別のトピックスに対する細かいツッコミをしてはいけないという釘を刺しているのかもしれないなどと邪推。カッコよく言えば社会評論だが、とりとめもない雑記もしくは随筆のようにも思える。これで1800円も支払うのはいかがなものか。2017/05/10

yamaneko*

28
“団塊の世代”が育った環境、世界観を垣間見た感じでした。組織論で語る、というのがこの世代の特徴のよう。2014/04/01

ceskepivo

13
「さまざまな技術的進歩と環境整備が、僕たちの生活を豊かにし、わずらわしさを排除した。その結果、地域や家という、日本人が何千年もかけて継承してきたコミュニティ運営のノウハウを失うことになった。僕たちは、自由だが寂しい個人になっていったのではないだろうか。」 う~む、「自由だが寂しい個人」というのは心に刺さるなぁ。2014/09/07

nizimasu

6
この本はインターネット革命以後の生活や社会の変化の中でどうふるまったらいいかというような示唆に富んだ本だ。真骨頂はタイトルにある「森を見る力」そのものだが、よりリテラシーがとわれるということ。そのテーマは多岐に及ぶ。社会がネットに代表される「つながる」ことに依存しやしないか。ビジネスが便利の先にあるコモディティ化と陳腐化するのではないか。国家は衰退するかなど、マスコミや著者のいた音楽業界にもその影響を憂慮する。ここで見えてくるのは目先の情報の先にある大局観なのだろう。答えはないが羅針盤はある。そんな感じか2014/05/13

芸術家くーまん843

5
音楽雑誌「ロッキング・オン」や全面投稿雑誌「ポンプ」などさまざまなメディアを創刊・開発してきた橘川幸夫さんがこれからの情報社会の見取り図を示した一冊。タイトルの森を見る力とは木を見て森を見ずというところの森を見る力を指しており枝や根っこから出来るだけ遠くの地点から現在の自分を見る力のこと。われわれの社会を俯瞰する上でまた今後のビジネスヒントをつかむための一冊。2014/02/09

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