出版社内容情報
「土木」を語らずして日本を語るなかれ!政治・経済、ナショナリズム、安全保障などの観点から徹底検証する、土木による日本再建論
「土木」を語らずして、日本を語るなかれ!被災地の復興、老朽化した道路・トンネルなどインフラの補修、台風や大雨の被害対策、2020年東京オリンピック開催……課題が山積みなのに建設業界は人手不足。「公共事業不要論」は間違っている! 日本には土木事業が足りない! 国土強靭化に日々尽力する著者が、気鋭の論客たちと、「国づくり」の根幹である土木の復権について論じる、土木による日本再建論。
はじめに──築土構木の世界へ
第1章 土木はナショナリズムで駆動する 中野剛志×藤井聡
第2章 インフラ政策とレジリエンスの国富論 柴山桂太×藤井聡
補講1 ゲーテと諭吉と土木
第3章 公共事業不要論の虚妄 三橋貴明×藤井聡
第4章 城壁の論理と風土の論理 大石久和×藤井聡
補講2 土木叩きの民俗学
第5章 築土構木と経世済民の思想 青木泰樹×藤井聡
おわりに──「現代思想」を深化させるために
【著者紹介】
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学土木工学科卒、同大学院土木工学専攻修了後、同大学助教授、東京工業大学助教授、教授、イエテボリ大学心理学科客員研究員等を経て、09年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス研究ユニット長、ならびに第二次安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は、公共政策に関わる実践的人文社会科学全般。『大衆社会の処方箋──実学としての社会哲学』(北樹出版)、『社会的ジレンマの処方箋──都市・交通・環境問題のための心理学』(ナカニシヤ出版)、『政の哲学』(青林堂)、『土木計画学──公共選択の社会科学』(学芸出版社)、『公共事業が日本を救う』『列島強靭化論』(共に文春新書)、『プラグマティズムの作法』(技術評論社)、『強靭化の思想』(扶桑社)など著書多数。
内容説明
被災地の復興、老朽化した道路・トンネルなどインフラの補修、台風や大雨の被害対策、2020年東京オリンピック開催…課題が山積みなのに建設業界は人手不足。「公共事業不要論」は間違っている!日本には土木事業が足りない!国土強靱化に日々尽力する著者が、気鋭の論客たちと、「国づくり」の根幹である土木の復権について論じる、土木による日本再建論。
目次
第1章 土木はナショナリズムで駆動する
第2章 インフラ政策とレジリエンスの国富論
補講1 ゲーテと諭吉と土木
第3章 公共事業不要論の虚妄
第4章 城壁の論理と風土の論理
補講2 土木叩きの民俗学
第5章 築土構木と経世済民の思想
著者等紹介
藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院工学研究科教授(都市社会工学専攻)。京都大学土木工学科卒、同大学院土木工学専攻修了後、同大学助教授、東京工業大学助教授、教授、イエテボリ大学心理学科客員研究員等を経て、09年より現職。また、11年より京都大学レジリエンス研究ユニット長、ならびに第二次安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)。文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。専門は、公共政策に関わる実践的人文社会科学全般(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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