散文 (改版)

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794967961
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

詩人・谷川俊太郎が60?70年代に綴ったエッセイがぎっしりとつまった一冊。

出会いや旅、自然についての記録。音楽、映画、美術についての感想。日常の詩的思索。書くことへの自問。詩人・谷川俊太郎が60?70年代に綴ったエッセイがぎっしりとつまった一冊。


季節
聴く
見る
思う
言葉
あとがき

【著者紹介】
谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)1931年東京生まれ。詩人。1952年に処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩集、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。

内容説明

旅と出会い。音楽・映画・美術についての感想。日々の思索。書くことへの自問。世界の美しさに人一倍酔いながらも、どんなささやかなものも決して感じつくし、知りつくすことができない自分に奇妙ないら立ちを覚える…詩人・谷川俊太郎が60~70年代に綴ったエッセイ。

目次

旅(出会い;ニューヨークからの手紙 ほか)
季節(春の臨終;五月の空 ほか)
聴く(音楽のとびら;“好き”から“愛”へ ほか)
見る(クローズアップ;見知らぬ人間 ほか)
思う(最も大切なもの;どうしてもほしいもの ほか)
言葉(発語の根はどこにあるのか;仮に勘と呼ぶ曖昧なものについて ほか)

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人。1952年に処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。62年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、75年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、82年『日々の地図』で第三四回読売文学賞、93年『世間知ラズ』で第一回萩原朔太郎賞、10年『トロムソコラージュ』で第一回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩集、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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踊る猫

34
縦横無尽に、あるいは多彩に(悪く言えば無節操に)行う詩作と違い谷川俊太郎は散文ではかなりおとなしく、律儀にかつ誠実に沈思黙考を続けてその成果を「散文」にする。そこから見えてくるのは表層的な過激さを謳うのではなく、常に自分が信じられることを信じそれに殉じようとする強い意志と精神力だ。この「粘り」があるからこそ彼は詩作を続けられてきたのだなと脱帽してしまう。だが、その気力がどこか「読ませる」文芸としての旨味・色気をもたらすことを邪魔しているとも思う。ひと口で言えば『散文』は渋すぎて、滋養はあるが甘ったるくない2023/07/26

いなお

2
素晴らしく澄んでいる2014/01/13

rinrin

0
【BOOK-045】!!!!!!!2013/02/10

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