がらくたからたから―古道具屋 新たなネウチを生む仕事

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がらくたからたから―古道具屋 新たなネウチを生む仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794967930
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

長年の古道具屋稼業で出会ったおかしな同業者や客たちのエピソードと共に、古物商の仕事への取り組みを、実情に踏み込んで紹介する。

不況と就職難が続く現在、転職や自営を考える人たちや、副業を検討する人たちが増え、特にヤフーオークションやアマゾン・マーケットプレイスなどの盛況により、古物商に興味を持つ人たちが増加している。

 本書は、著者が25年以上、古道具屋稼業を続けるなかで出会った面白い同業者やヘンな客のおかしなエピソードを交えながら、古物商という仕事に興味を持つ人たちに、実際の取り組み方やその現実を紹介する。骨董市の役員であり、これまで幾人もの古道具屋を育ててきた著者だからこそ語れる、同業者が明かしたがらない実情にも可能な限り踏み込んでいる。

 骨董市、フリーマーケット、ネットオークション、交換市場、買い出し……。

 ただ古道具に触れてみたいという人にも、古道具が好きな人にも、実際に古道具屋を開業したいと思っている人にも、なかなか聞けない貴重な情報と価値のある経験談が満載されている。

 さらに古道具屋の枠を超え、アーティストとしての新たな道を歩みはじめた著者の、やりたいことをいかに展開させるかという話は、やりたい仕事を模索している人たちに大いに寄与するところがあるだろう。

 あやしい古道具屋主人が誘うモノたちの宝島《ワンダーランド》へようこそ――。


~~~~~~~~~~~~~~~~
マンタム氏は変な人です。
面白そうな人です。
奇妙な人です。
怪しい人です。
××××な人です。

この人の店や作る作品は、もっと変で、もっと奇妙で、もっと怪しくて、そして悪魔的です。
こういう人の書いた本ですから、変で奇妙で怪しくて面白いに違いありません。
変なハマり方をしても責任は持ちません。

諸星大二郎〈漫画家〉

コトの始まり

第1章 古道具屋という仕事を知るために
 最初は苦労の連続でした
 幸運で乗り切った初めの2年間
 ものすごい先輩業者との出会い
 古道具が面白くなってきて
 古道具屋のあたふたな日常〈骨董市編〉
 古道具屋のあたふたな日常〈買い出し編〉
 古道具屋のあたふたな日常〈愛すべきお客様編〉

第2章 古道具を楽しむために
 古物の世界の棲み分け
 真贋を見極めるために
 古物の相場について
 買い取り業者の選び方

第3章 古道具屋になるために
 古道具屋稼業は認可制
 買い出しが仕入れの基本
 登録業者限定の交換市場
 交換市場の基本構造
 お店を持たなくてもできる商売
 店舗経営とネットオークションの経験から
 古道具屋さんに必要なもの

別のコトの始まり

あとがき

【著者紹介】
日本一クレイジーな骨董屋「アウトローブラザーズ」の首領。上野青空骨董市役員。大阪芸術大学を中退後、アングラ劇団の団長や映画関係の仕事、ストリッパーのマネージャー、AVのカメラマンやAD、緊縛師、カストリ雑誌の編集&ライター、デザイナーなど、職を転々とする。その後、ある古道具屋との出会いによって、解体業者を経て、古道具屋となる。以来25年以上、古い医療・実験器具や人体模型、動物の剥製や骨などを扱う変わった古道具屋として、上野・不忍池のほとりで年間100日ほど露天で営業を続けている。お店の顧客には、『アリス』などの独特なアニメーション作品で世界的に有名なチェコのヤン・シュヴァンクマイエル監督や、ミュージシャンのつのだ☆ひろ、アルフィーの坂崎幸之助、漫画家の諸星大二郎などがいる。また、骨や骨董などの素材を再錬成するオブジェアーティストとしても活発に展示会を開催。A Story(原宿)やSipka(名古屋)などでその作品が販売されている。また、パラボリカ・ビスの企画・運営にも携わっている。Twitter http://twitter.com/mantamu

目次

第1章 古道具屋という仕事を知るために(最初は苦労の連続でした;幸運で乗り切った初めの2年間;ものすごい先輩業者との出会い ほか)
第2章 古道具を楽しむために(古物の世界の棲み分け;真贋を見極めるために;古物の相場について ほか)
第3章 古道具屋になるために(古道具屋稼業は認可制;買い出しが仕入れの基本;登録業者限定の交換市場 ほか)

著者等紹介

マンタム[マンタム]
田村秋彦。日本一クレイジーな骨董屋「アウトローブラザーズ」の首領。上野青空骨董市役員。大阪芸術大学を中退後、アングラ劇団の団長や映画関係の仕事、ストリッパーのマネージャー、AVのカメラマンやAD、緊縛師、カストリ雑誌の編集&ライター、デザイナーなど、職を転々とする。その後、ある古道具屋との出会いによって、解体業者を経て、古道具屋となる。以来25年以上、古い医療・実験器具や人体模型、動物の剥製や骨などを扱う変わった古道具屋として、上野・不忍池のほとりで年間100日ほど露天で営業を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アリクイ

6
個性的な古道具屋さんが贈る、古道具屋になるには? 商品の仕入れ方は? どんな商品が古道具屋に好まれるのか、好まれないのか? など、古道具屋の世界をひょうひょうと分かりやすく伝えてくれる一冊。古道具屋業界の成り立ち、仕組みや、色んな業者やお客さん達、業界で生きて行くために商品の知識を仕入れること、商品の所有者と接してみて分かる、所有者のもの達へのこだわりや人生など…。内容はバラエティに富みつつかつ濃厚です。後、一番最後の不良在庫を改造して作品を作り始めた話が、痛快で。良かったです。2014/06/12

莉玖

4
知人からの頂き本。骨董の世界は、なかなかに奥が深いですね。2017/11/27

りかさん

4
いい。変な人って帯に書いてあったから精神論満載かなって思ったけど、地に足ついた内容ですごくよかった!2014/10/23

4
ぶっ飛んでいそうで、根っこは真面目で真剣勝負。一度、この方のお店を実際に見に行きたいと思った。古道具屋の業界の話もとても興味深かった。2014/04/16

shunkichi

4
M図書館。最初の骨董、古道具をめぐるおかしな話が楽しかった。業界的にも濃いからなあ。怪談話もあったが、しめっぽくならず、これは化けてでるほうも苦労があるな、という楽しい話なのが、よい。2013/01/24

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