出版社内容情報
美大に在学しながら数々の美術賞を受賞した須藤康花。その生い立ちとともに、心の底から描かれた細密な絵を紹介。作品はカラー掲載。
美大に在学しながら数々の美術賞を受賞した須藤康花は、幼少より病がちで、30歳にして癌で夭逝する。彼女の父は2012年夏、信州・松本に康花美術館を開館。彼女の生い立ちを、作品の紹介とともに綴る。心の底から描かれた細密な絵、その生まれた場所に近づくために……。作品はカラー掲載。
死と贖罪を見つめて
幼年時代
友情と道化からの別れ
そして祖母との別れ
愛と孤独と祈りと
「余計な自分」を生きる
癌を告知されて
【著者紹介】
1941年生まれ。東海大学名誉教授、瀋陽師範大学特任教授、吉林師範大学客員教授、中央大学経済研究所客員研究員、日本有機農業研究会会員。信州で有機農業を実践しながら「農文館」を主宰。著書に『ゼロ成長の社会システム』(新泉社)ほか。共著に『なぜ日本で臓器移植はむずかしいか』(東海大学出版会)、『循環型社会を創る』(藤原書店)ほか。
目次
死と贖罪を見つめて
幼年時代―不安と恐れ
友情と道化からの別れ
そして祖母との別れ
愛と孤独と祈りと
「余計な自分」を生きる
癌を告知されて―生と死を生きる
著者等紹介
須藤正親[スドウマサチカ]
1941年生まれ。東海大学名誉教授、瀋陽師範大学特任教授、吉林師範大学客員教授、中央大学経済研究所客員研究員、日本有機農業研究会会員。信州で有機農業を実践しながら「農文館」を主宰
須藤康花[スドウヤスカ]
1978年生まれ。多摩美術大学大学院修士修了。日本やフランスの美術展で入選、受賞多数。2009年他界。2012年、信州に康花美術館開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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