内容説明
「自分の位置」「感情」「虚無の穴」「耐える歯」「意志としての目」「他者との接点」6つのテーマで自問自答しながら描きあげた不気味かつユーモラスな作品群。
著者等紹介
綿引展子[ワタビキノブコ]
1958年東京都生まれ。80年代より作品を発表。不気味さとおかしさが混じりあい、笑いすら誘う不思議な作風は、作家自身の自画像としての側面ももつ。作家の登竜門とされる「VOCA」展(上野の森美術館、1997、98)などに出品している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
30
最初の一行で心をつかまれ、ただただ自分を掘っていくだけこんなに作品ができるんだ、と思った。それはセラピーのようでもあり、息を吸って吐くような当たり前なことでもあり、どこかしらの偏りがちょっとずつ戻っていくような過程でもあり、もしかしたら人はそうやって生きていくものなのかとも思い、ちょっとだけほっとした。『なにかを作りたいという、心の底に欲望があった』2023/03/19
きんこ
2
わかる気がする。2021/08/09
rachel
2
母と娘というテーマの普遍性を想う2018/12/11