自分を生きる人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794966568
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0095

内容説明

みんな、どうやって自分の道を見つけ、どうやって今の場所にたどりつくことができたのだろう。テリー伊藤、松井道夫、村上隆、斎藤孝、江川達也、岩井俊二、中森明菜、佐々木忠次、小谷野敦、秋山仁、斎藤学、小山内美江子、東松照明、宮迫千鶴、森山大道。現在は第一線で活躍する15人も、決して順調だったわけではない。むしろ劣等感と行きづまりのなかから、「自分を生きる」すべを見つけてきた。世間のものさしではなく、自分のものさしで生きる15人の軌跡を追った。そのしぶとさ逞しさ力強さは、私たちに生きる元気を与えてくれる。

目次

テリー伊藤(テレビディレクター)―笑いを未踏の地に探し求める
松井道夫(証券会社社長)―業界を変えた「我は我」の決断
村上隆(アーティスト)―「零細企業の社長」であり「美術のカルト集団の教祖」
斎藤孝(大学教授)―相手を教育したいというやみがたい衝動
江川達也(漫画家)―辺境のそのまた辺境にいる表現者
岩井俊二(映画監督)―夢想の世界のなかでこそ生きている
中森明菜(歌手)―歌うことで癒してあげられる
佐々木忠次(オペラ・バレエプロデューサー)―完璧な「世界」という“見果てぬ夢”
小谷野敦(比較文学者)―怨みっぽいからものが書ける
秋山仁(数学者)―既成の勉強には熱くなれない
斎藤学(精神科医)―回復者と「魂の家族」をつくる
小山内美江子(脚本家)―子どもに言いたいことがある
東松証明(写真家)―「自分」の根にこだわり撮ってきた
宮迫千鶴(画家・随筆家)―「癒しの文化農園」をつくりたい
森山大道(写真家)―引き裂かれた自己を抱えて生きる

著者等紹介

追分日出子[オイワケヒデコ]
ノンフィクション・ライター。1952年千葉県生まれ。慶応義塾大学仏文科、東京都立大学史学科を卒業、中学教師をした後、月刊誌編集部や週刊誌記者などを経てフリーに。時代を照射する事件、人物のルポを中心に執筆している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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