内容説明
植草さんってどんな人?植草さんのいた時代って?時をともにした人から、その足音をいまも追い求めている人まで総勢25人が語る「われらがJ・J氏」ここに登場!語り手は、片岡義男、タモリ、谷川賢作、坪内裕三、山下洋輔、山本容子、和田誠…。明治生まれで江戸人、植草甚一さんの生き方、歩き方、話し方、癖までもが甦ってくる。
目次
東京の親代わり(中平穂積)
昭和初期からつながる文人(矢吹申彦)
『話の特集』の植草さん(矢崎泰久)
コラージュの名人でした(和田誠)
編集者として最初の担当は(来生えつこ)
植草さんは表紙だった(平野甲賀)
植草さんの集大成を作ろうよ(片岡義男)
一緒に歩いたニューヨーク(瀬戸俊一)
「植草ですけど、原稿できました」(磯田秀人)
ジャンルというカテゴリーはなかった(奥成達)〔ほか〕
著者等紹介
高平哲郎[タカヒラテツオ]
1947年東京生まれ。一橋大学社会学部卒業。広告代理店、雑誌『宝島』編集部をへてフリーランスとなる。テレビ番組の構成、ステージショー、芝居などの演出、および編集者として活躍
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感想・レビュー
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緋莢
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図書館本。1997年に始まり、二年間続いたラジオ番組を元にした単行本。ただし、単行本化を一度挫折しているため 6~7年前に聞いた話を文章にして、それを本人に手を入れて貰った、とはじめにで書かれています。そもそも植草甚一は全く世代ではなく(自分が生まれる前に亡くなっている)、知ったきっかけは恩田陸の『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』について書いていたエッセイだったか、 座談会に参加している坪内祐三の著作の中でだったか、どちらが先だったか覚えていません(続く 2024/07/08
あっちゃんのパパ
0
評価=3:植草さんに対して語る各人の特徴がよく分かる内容で興味深く読むことが出来た。2025/03/17
かず(・∀・)ノ
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植草甚一についてよく分かる一冊です。 彼の人柄が大好きな人、存在が大好きな人、仕事で関わった人、あまり良く思ってない人、変人だと思っている人、どうでもいいと思っている人などが発言しています。2018/03/05
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