内容説明
斬新でポップ、常に意表をつくクリエイションを発信し続ける広告界の異才、箭内道彦。浜崎あゆみを起用した「ハイチュウ」、タワーレコードの「NO MUSIC,NO LIFE.」、「浅野忠信ルーレットCM」など、そのクリエイションは、見た者の心を強烈にとらえてはなさない。新会社“風とロック”を立ち上げ、さらに活動の範囲を広げはじめた箭内道彦のこれまでの仕事を紹介しつつ、浅野忠信、是枝裕和、みうらじゅん、宇川直宏ら各界の異才たちとの対談、コラムを収録。
目次
箭内道彦って?(広告をめぐる根本的な話をしよう(1)(箭内道彦×佐藤直樹)
箭内道彦のプレゼン王)
こんな広告をつくってきました(NO MUSIC,NO LIFE.からリクナビNEXTまで;「なんにも属さない感」がいい(箭内道彦×浅野忠信) ほか)
広告を探しに(店頭から検証する;店頭の秘密(箭内道彦×片山正通) ほか)
わたしの箭内道彦論
リアルタイムでいこう―広告をめぐる根本的な話をしよう(2)(箭内道彦×佐藤直樹)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mimiko
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これまでの常識を覆してとんでもない異端児のような扱いだけで、実は至極まっとうなことをやってる。物事を大きく変える力のある人だなあ。タワレコの広告は懐かしくもあり、見応えもあり。2011/07/25
sushiboy
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この人はホンモンの変人です(笑)おっかけで講演まで聴きに行ってしまいました。2005/02/01
すじこ
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暇なときに少しずつ読んだ。今現在、広告とは関係のない分野を学んでいるが、しかし心に残ることが多い本だった。きっと今の広告の現場からしたら古くなったことも多いだろうけど、その辺はよくわからないので各界の人々のいい言葉を留めておくだけにする。2009/01/15
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久しぶりに読み返した。「広告内容にクライアントが口出すのは当たり前。自分の新築を建てる時に建築士・大工さんにアレコレ指示出しするのと同様」との考え方に納得。2020/01/03