映画俳優

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  • サイズ B6判/ページ数 435p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794965905
  • NDC分類 778.28
  • Cコード C0074

内容説明

そんな遠くないむかしのこと、「映画俳優」がいた時代があった。アラカン、長谷川一夫、雷蔵、三船に錦之介。原節子や田中絹代。クーパー、ウェイン、ディーンにモンロー…。映画の黄金時代、綺羅星の如く銀幕を飾っていた。洋邦の大スターから名脇役に至るまで、いまの時代に失われつつある映画俳優の相貌を、豊富な写真資料とともに解き明かしていく。さらには、阪東妻三郎の生涯を綴ったシナリオも収録。映画評論の第一人者・佐藤忠男が贈る渾身の一冊。映画俳優とは何だったのか、彼らの“輝き”のヒミツがここにある。

目次

1 日本の映画俳優(弁士の芸、松田春翠と沢登翠;「初代杉作少年松尾文人」について;庶民の典型、高田浩吉を悼む ほか)
2 欧米の映画俳優(デイヴィッド・ロビンソン著「チャップリン」を読んで;洒落たエッセイストの面目躍如「ディートリッヒのABC」を読む;娘による伝記「ディートリッヒ」を読む ほか)
3 バイプレーヤーたち(志村喬覆歴精読;みじめさと偉大さと;三波伸介という喜劇人 ほか)
シナリオ 阪妻―阪東妻三郎の生涯

著者等紹介

佐藤忠男[サトウタダオ]
1930年新潟生まれ。映画評論家、日本映画学校校長。「映画評論」、「思想の科学」編集長を経て七〇年代初頭から第三世界の映画を研究、並行して「映画史研究」を発行。評論活動以外に福岡アジアフォーカス映画祭ディレクター、96年から日本映画学校校長に就任、内外の作品を日本に紹介。2002年フランス文化勲章、韓国玉冠文化勲章を受勲
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