内容説明
女優家Mこと森村泰昌が、芝居と映画の世界に飛びこんだ!自ら女優に扮したポートレートで知られる現代美術家も、他人に演出されるのは初めて。演技のえの字も知らない素人を役者デビューさせたのは、演出家・蜷川幸雄と、映画監督・辻仁成だ。華麗な未亡人役で登場した舞台「パンドラの鐘」では蜷川の演出術に息をのむ。主演の大竹しのぶの気配りに感動し、一癖も二癖もある共演者たちに目が釘付けに。井川遙と大沢たかおの風変わりな父親を演じた辻監督作「フィラメント」では、演技のコツがつかめず周囲を困惑させる。果たして撮影の行方はいかに?抱腹絶倒の裏話から人生哲学まで。芸術家ならではの観察眼が光る、めくるめく女優家の物語。
目次
序章 私の「初心」表明
第1部 女優家Mの芝居物語(春の逢瀬;あけてびっくり、「パンドラの鐘」;女優家Mの野田秀樹論 ほか)
第2部 女優家Mの映画物語(こうして映画は、はじまった;辻仁成との出会い;辻仁成という表現形式 ほか)
カーテンコール 人間は演技する生き物である
著者等紹介
森村泰昌[モリムラヤスマサ]
1951年大阪生まれ。京都市立芸術大学卒業。1985年、みずからがゴッホの自画像になる写真作品を発表。以後、現在までセルフポートレイトをテーマに作品を作り続け、国内外で活躍する。1996年「美に至る病/女優になった私」(横浜美術館)、1998年「空装美術館/絵画になった私」(東京都現代美術館ほか)、などの個展のほか、三宅一生とのコラボレーションや、蜷川幸雄演出の舞台や、辻仁成監督の映画に俳優として出演するなど、活動領域を拡大させている。2002年度東川賞(国内作家賞)を受賞
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