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投書狂グレアム・グリーン

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794964908
  • NDC分類 934
  • Cコード C1098

内容説明

20世紀を代表する作家、グレアム・グリーン。彼はつねに時代へ物申す、「投書の人」だった。ベトナム戦争やキューバ革命。猥褻表現と検閲。ル・カレ、コナン・ドイル、チャップリン。死ぬ権利や避妊について。ハリウッド映画の裏側、郵便への不満…。新聞・雑誌の切り抜き記事やカーボン紙に残された手紙の控えをもとに、膨大な投書を集成。世界情勢から日常茶飯まで、辛辣にしてユーモアあふれる176の投書から、グリーンの素顔と思考が鮮やかに浮かびあがる。投書というジャーナリズムの真骨頂を知り尽した作家による、もう一つの20世紀の証言。

目次

1 1940‐1950年代(ギルの猿;むきだしの黄色い頭骸 ほか)
2 1960年代(海賊版;モスクワのバーナード・レヴィン ほか)
3 1970年代(ハイチの大虐殺;カンボジアからの撤退 ほか)
4 1980年代(市民防衛;キューバからの出国 ほか)

著者等紹介

グリーン,グレアム[グリーン,グレアム][Green,Graham]
1904年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業後、「タイムズ」に勤務。1929年、『内なる私』を上梓、作家となる。第二次大戦中は情報活動に従事。『ブライトン・ロック』『権力と栄光』『事件の核心』『情事の終り』等の数々の作品で世界的な名声を得る。代表的なカトリック作家であり、映画用に書かれた「第三の男」のほか、映画化された作品も多い。1991年死去

ホートリー,クリストファー[ホートリー,クリストファー][Hawtree,Christopher]
「文学探偵」の異名を持ち、英米の新聞や雑誌で活躍するジャーナリスト。1930年代の伝説的週刊誌「ナイト・アンド・デイ」のアンソロジーの編纂者でもある

新井潤美[アライメグミ]
1961年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学(比較文学比較文化専攻)。現在、中央大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2024/10/14

timeturner

0
真剣に憤っているものから悪ふざけまで176編。実際にはもっともっと投書していたらしい。今だったらブログかツイッターの鬼になってただろうな。2013/06/18

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