内容説明
芭蕉が行ったときには修復中だった日光、東照宮の実際。奥羽一の都市、仙台が実は財政難に苦しみ困窮している様。意外にも裕福な潟の国、新潟。柏崎から親不知のあたりまでの海岸線の難所の具合。格調高い芭蕉の文章からは見えてこない辺境の地のほんとうの姿、『奥の細道』の書かれなかった現実を、スリリングに読み解いていく芭蕉研究のあらたな決定本。
目次
第1章 出発前に
第2章 日光道中
第3章 奥州道中
第4章 羽州路
第5章 北陸道
芭蕉が行ったときには修復中だった日光、東照宮の実際。奥羽一の都市、仙台が実は財政難に苦しみ困窮している様。意外にも裕福な潟の国、新潟。柏崎から親不知のあたりまでの海岸線の難所の具合。格調高い芭蕉の文章からは見えてこない辺境の地のほんとうの姿、『奥の細道』の書かれなかった現実を、スリリングに読み解いていく芭蕉研究のあらたな決定本。
第1章 出発前に
第2章 日光道中
第3章 奥州道中
第4章 羽州路
第5章 北陸道