製陶王国をきずいた父と子―大倉孫兵衛と大倉和親

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794964458
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

日本経済の地盤沈下がいわれるなか、注目を浴びている経営者がいる。衛生陶器のTOTO。タイルのINAX。碍子の日本ガイシ。プラグの日本特殊陶業。洋食器のノリタケ。高級磁器の大倉陶園。…これらの企業を創立し、世界のトップブランドに育てあげた、大倉孫兵衛とその長男大倉和親である。明治・大正・昭和の三代を生きた、実業家父子の気骨ある生涯を描く出色の評伝。

目次

1 森村組入りして日米貿易にかかわる
2 純白硬質磁器実現までの長い長い闘い
3 日本橋の書店街に大倉書店を開く
4 大倉書店と大倉洋紙店を成功させる
5 日本陶器の設立とディナー・セットの完成
6 日本碍子と日本特殊陶業の設立と発展
7 東洋陶器と伊奈製陶の設立と育成
8 「良きがうえにも良き物」をめざして
9 大倉孫兵衛の体験的経営哲学
10 大倉和親の心やさしき人間操縦術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

1
数あるエピソードの中で、会社が危険な自体に陥った時に、経営者であり株主である大倉和親氏自身が、最大の負担を行って立て直していった点、あぁ、東京電力の株主に伝えたい…(苦笑) 大倉孫兵衛氏の「普通の豊翁は子孫に財産を譲るのであるが、これは子孫に堕落と滅亡の種を譲ると同然であるからすこぶる危ない。それよりは子孫に事業を残すほうがよかろうと思う。」として最期まで出来る限り働き続けた姿勢は見習わねば。2013/10/20

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