内容説明
保険会社のOL生活も4年目。家と会社との往復の日々。もっと自分のために時間をつかいたい。雑誌で見た「野田知佑と行くユーコン」という記事。わたしも行きたい!カヌーを始めたい!初めてパドルを握ったカナダのユーコン。川面には水色の空と白い雲が浮かんでいる。森からはリスの声。…今度はツアーではなく、自分の力で挑戦する。最上川を、相模川を、球磨川をカヌーで下る。魚を手掴みできるようにもなった。自分のやりたいことが、やっと見えてきた。元気を運んでくれる書き下ろしノンフィクション。
目次
1 サヨナラOL
2 ツアーで行くユーコン
3 女二人のユーコン行だ
4 球磨川・北川・吉野川を漕ぐ
5 ナルとミハちゃんと四万十川下り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバメマン★こち亀読破中
25
会社の駒として働く自分のに疑問を感じた25歳のOLが一念発起、会社を辞めて憧れのカヌーイスト野田知佑さんとユーコン川へ。「会社を辞める」「ユーコンヘ行く」たった2つだけど大きな決意が彼女の人生をそれまで180度違う豊かなものにしていく…。初めての川下りがユーコンなんて羨ましい!あとカヌー犬ガクの子供を貰ったのも。2017/02/26
おぎゃ
2
カヌーにはまって保険会社やめた20代前半の女性が、ユーコン川をカヌーで下る旅の手記。90年代前半なのでまだのんきな雰囲気だし、スマホはもちろん携帯もないから隔世の感あり。グーグルマップもないから、ルートやキャンプ地もガイド(同行はしない)の作った地図頼みだし。今の同年代の人が同じ体験したらどんな内容になるんだろう。文体とか、途中で出会う人との接し方とか、テクノロジーの使い方とか。内容より、昔の人がしてたことってすごく少ないなと感じた。2019/09/20
ココアにんにく
0
19990805読了 図書館借