内容説明
資金計画から、太陽熱の利用、汚水処理、物価、諸経費まで。エンジニアの視点で捉えた「いなか暮らしの技法」。
目次
1 八ヶ岳の麓へ
2 資金計画
3 冷涼地で暖かく暮らすには
4 住まいの工夫
5 暮らしの工夫
6 自然にかこまれて
7 いなか暮らしの実際
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラッキー
2
八ヶ岳の麓に暮らしの拠点を築こうと、土地の取得から、山林の整地、山荘のデザインまで、全てを妥協なく進めていった経験談。やんわりした田舎暮らし体験を想定していたが、山荘の断熱からエネルギーの計算、最後は田舎暮らしの収支計算まで、著者の性格を反映してか、非常に細かい積み上げの話が大宗であった。しかしそれが無味乾燥にならず、少しずつゴールに向けて歩んでいく奮闘記になっているのは、著者の八ヶ岳、実際には甲斐駒ヶ岳に対する愛情の賜物なのだろう。田舎暮らしには憧れるが、ここまではやれないだろうなと思いつつ読了。2021/02/14
kobayo
1
エンジニアの視点の本であるというのを随所に感じるが、多才で探究心にあふれている。2016/10/23
Tadashi_N
0
元エンジニアの暮らし方の一つとしての週末田舎暮らし2011/08/24
tetsu
0
★4 1800円は高いが、知りたい内容が書かれていてgood!ただ、町田中央図書館にもあったのが残念。やはり寒いところは大変ということが分かりました。自分で最初から別荘を建てるのもこれまた大変。薪ストーブへの憧れだけでは難しい。2006/05/20