内容説明
「ドンナ・ドンナ」や「花はどこへ行った」、「雨をよごしたのは誰」、そして「勝利を我らに」―。世界中に澄んだ歌声を響かせて、〈フォークの女王〉と呼ばれたジョーン・バエズが、45年の半生をストレートに綴る。人種差別に直面した少女時代。オデッタとの出会い。ディランとの恋の日々、ウッドストック。出産と子育て。離婚。非暴力・平和主義によるさまざまな運動。…一人の女として、歌手として味わった苦悩と喜びを、30年間にわたる音楽シーンとともに描きだす、感動の自伝。
目次
第1部 子供の王国
第2部 追い越しご自由に
第3部 地平線を見せてくれないか
第4部 今ここの何と索漠としていることか
第5部 やっと自由に
第6部 心の中で止まった音楽
第7部 中年に向かって突っ走る