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内容説明
18歳で日本を飛びたった少女が、パリで学び、パリで恋をして、パリでさまざまな仕事にチャレンジしながら17年をすごしました。好奇心と勇気、ユーモアいっぱいの彼女を引きつけてやまないこの街の知られざる魅力とは?住宅事情、移民たちの姿、仕事、ヴァカンス、家庭料理、恋愛、ファッション、コンサート、政治…。世界の各地に源泉をもつ人びとが同居する刺激的な街、その素顔をあますところなく伝えるヴィヴィッドなパリ案内。
目次
1 パリから庶民が消えてゆく
2 エスニックを越えて
3 着る・食べる・住む
4 仕事とプライヴェート・タイム
5 女と男、男と男、女と女
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
376
エッフェル塔やシャンゼリゼといった、いかにも観光用のパリとは違って、日常の隣にあるさりげないパリータイトルからは、そんな内容を想像していたのだが、実は社会学的な視点に立った現代(ただし1990年代初頭)パリのルポルタージュと考察を収めた本。著者は日本の高校を卒業後渡仏し、パリ第5大学で文化人類学を専攻。アカデミックな書法ではないが、考察は表層的ではなくフランスの抱える諸問題がよくわかるように編集されている。とりわけエスニック(本来の意味で)なパリをとらえる視点は秀逸である。後半は文化的な側面にも言及。2021/06/25
星落秋風五丈原
23
18才でパリに旅立った著者。勉強をしながら恋をしながら仕事をしながら過ごした17年間を過ごした。そこで出逢った人々、出来事などを通して、日本ではあまり知られていない普通のパリを語っている。シャネル、パリコレ、ノートルダム。一般的なパリのイメージではない事柄がたくさん。今までになかったパリ案内。1991/11/02
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