内容説明
1912年、ユダヤ系イタリア人としてトリノに生まれ、ナチスのパリ侵攻によって、アメリカに亡命―。ヨーロっパの正統的な教養を身につけた者としての合理主義と辛辣さ、同時に、新天地アメリカで、未開の研究分野に次々と挑んでいった亡命学者としての冒険心と剛直さ、それらがダイナミックに交錯する複雑で骨太な一科学者の自伝。
目次
1 科学者への道
2 希望の大陸
3 スロットマシンと突然変異
4 こわれた試験管
5 ゆるやかな歩み
6 科学者の内面
7 教師として、管理者として
8 想像力の世界
9 政治へのかかわり
10 心の旅
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