感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海老エミ
8
面白くはない。文章には賞味期限があるね。土地勘、時勢を知らないのでわからなかった。オシャレシニカルニューヨーカーの文章で、カンザスあたりの早く結婚しちゃってて雑誌をパラパラめくりながら街に憧れる女の人がため息ついて読んでる姿が浮かぶ。(妄想)2020/02/05
きゅー
4
辛口コラム二作目の本作だが、一作目の『嫌いなものは嫌い』とまったく同じパターンのため飽きる。思いついたことをそのまま書けば良いてるものなあ。きっと雑誌向けなんだと思う。ピリリと全体をひきしめる意味で彼女のエッセイが掲載されていると刺激的かもしれないけれど、たとえばコショウをそれだけで舐めてもおいしくないように彼女の作品だけを集めても同じ味しかしないから美味しさが感じられない。当時の習俗を風刺した作品もタイムリーな雑誌の中では活きてくるけど、今となっては何について書いているのかすら分からないものもある。2013/02/19
がんちゃん
1
ユーモア・シニカル・アイロニー……こういう作者のウイットをそのまま感じ取ることができたかというと、はなはだ疑問だと白状しなければなりません。というのも、作者のよって立つところの文化を本当の意味で私は理解しきれていませんし、そもそも翻訳という間接的な伝達手段を挟まなければいけない状況では、作者の問いを完全に受け止めることはできません。とはいえ、いつの世であろうと、ユーモアをまぶしたシニカルでアイロニーの効いたエッセーを読むことは、殺伐とした日常にある種の潤いと輝きを与えてくれることだけは確かですよね。2024/12/09
とうこ
1
奥田英朗さんおすすめだったから読んでみたけど。奥田さんの感じたことを感じたかったけど。だめだぁー挫折。。。2015/11/06
カンパネルラ
1
シニカルできついジョークのような発言が続くのだが、ニューヨーカーじゃないので、その笑いのツボがわからないことが多かった。それでも、そこそこ面白かった2010/07/11