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内容説明
昭和28年、テレビは戦後の混乱のまだ残る日本に現れた。それから40年。数えきれないほどの外国テレビ番組が小さなブラウン管を通して洪水のように日本の家庭に流れこんでいった。ララミー牧場。名犬ラッシー。ローハイド。逃亡者。ベン・ケーシー。刑事コロンボ。…日本人の生活と文化に大きな影響をおよぼしながら消耗品扱いされてきた外国テレビフィルムの歴史がはじめてまとめられた。
目次
第1章 1953~1955(新しい映像の誕生;商業テレビ放送スタート;映画界の進出)
第2章 1956~1959(テレビ・シリーズの登場;30分テレビ番組の全盛時代;お人好しパパとお利口ママ ほか)
第3章 1960~1964(アドベンチャー・フィルムの世界;劇場用映画、プライムタイムへ;正統派ドラマの復権 ほか)
第4章 1965~1969(ヨーロッパのフィルム;コメディー路線花ざかり;変貌するハリウッド ほか)
第5章 1970~1974(スペシャル番組の増加;洋画劇場の大量進出;マスメディアの変動 ほか)
第6章 1975~1979(ヨーロッパのテレビ番組の動向;強いアメリカへの期待;テレビスターの条件 ほか)
第7章 1980~1984(世界市場をめざして;視聴者の変貌;拡大する映像と音の世界 ほか)
第8章 1985~1989(映像新時代の到来;ビデオ時代のプログラム;ソフトはハードに追いつけるか ほか)
第9章 1990~1992(衛星放送は国境を超える;視聴者の選択;映像21世紀への歩み)