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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
103
人類の自由と尊厳を謳ったレゲエ界のカリスマの生涯。英国軍人と現地人女性の間に生まれ暴力的なスラムで育った嘆きは歌へと形を変えた。本書は祖国を取り巻く世界情勢や音楽界動向といった時代の畝りを背景にラスタファリアニズムに裏付けされた反骨の軌跡を数多の証言と活動記録(制作やコンサートの舞台裏エピソードは貴重)から辿る。そこには女とマリファナとサッカーと音楽に囲まれた国際人である以上に自然人なボブ・マーリーの実像がジャマイカ風土と共に鮮やかに浮かび上がる。コンサートや死の床の様子は飾らない筆致だからこその崇高さ。2023/10/13
Akihiro Nishio
25
ジャマイカにてジャマイカ本を読む。4冊目。音楽には疎い方なので全く知らない話な上に情報量が多すぎて苦戦。ボブ・マーリーがイギリス人の父を持つ混血であること、途中からラスタという黒人神秘主義宗教を強烈に信仰していたことさえ知らなかった。とりあえずベストアルバムを聴いて予習して来たのだが、音楽はその時代や流行り、バンドを組むメンバー、レーベルとの契約によって無数のバージョンが存在するんだなあと思った。無駄とは言わないが全く足りない予習であった。ラスタを指導したエチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエが気になる。2017/10/26
アオキ ダイスケ
4
「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」を見た後にもうちょっと深く彼の事を知りたくて読んでみました。映画では語られていないエピソードも沢山出て来ます。特に、ピーター・トッシュとバニー・ウェラー脱退の細かい経緯は興味深かったです。映画と同じように彼の人として良い面とそうでない面両方についてちゃんと書かれています。ボブ・マーリーについて詳しく知りたい人には丁度良い内容です。上記の映画と合わせて読む事をオススメします。2012/09/19
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