内容説明
おこづかいをもらったり、買いものをしたり、子どもがじょうずにお金をつかうには、お金にかんする知識が必要。労働と賃金の関係、値段と価値について、お金では買えないものについてなど、子どもが将来ほんとうに豊かな生活をおくるために知っておいてほしいことを、イラストと「おはなし」「しらべてみよう」「やってみよう」の3ステップでわかりやすく解説する。
著者等紹介
ジャフェ,L.[ジャフェ,L.][Jaff´e,Laura]
フランスの歴史ある教育出版社バイヤールの編集者。自立した子どもになるためのガイドブック「vivre ensemble(一緒に生きる)」シリーズはフランスで大好評をもってむかえられた
サン=マルク,L.[サンマルク,L.][Saint‐Marc,Laure]
フランスの歴史ある教育出版社バイヤールの編集者。自立した子どもになるためのガイドブック「vivre ensemble(一緒に生きる)」シリーズはフランスで大好評をもってむかえられた
永田千奈[ナガタチナ]
1967年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文専修卒業後渡仏。フランス国立東洋文化研究所修士課程卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei
11
自分でお小遣いをもらって使うぐらい子の年齢向けの本。とても丁寧に書かれています。フランスの教育出版社バイヤールの『子どものための生活ガイド"vivre ensemble"(一緒に生きる)』シリーズの翻訳だそうです。 お金と上手につきあう本 暴力から身をまもる本 地球にやさしいひとになる本 が翻訳されています。2018/01/20
せっちゃん
2
2001年の本、大人になりリサイクルで安く物が手に入るため部屋が物で溢れているので、本当に必要なものを選んで買うようにと思いました。2016/11/24
なりなり
1
⚫︎フランス発の子どものための生活ガイド「vivre ensemble(一緒に生きる)」シリーズの翻訳。本書の構成は1)新しい習い事、ほしいもの、物の価値をテーマに問いがあり、2)問いの答えとして6つの選択肢を提示、3)選んだ答えによって起こりうる結果やアドバイスを紹介。この展開が読者に考える力を養う機会を与える。 ♦︎日本にもこのような考える力を養う文化が浸透しているかどうかを、自分自身は実感しにくいが、子どもの頃からこのような思考法を身につけておくと、より豊かで創造的な人生を展開できるのではと考える。2018/02/10
ひーちゃん
0
お金についてしっかりと考えたことがなかったのに気づいた。 とくに刺さったのが、「必要」と「ほしい」の違い。最近、ほしいものが山のように出てきていたな~。本当に「必要」なものか、じっくりと考えるようにしよう。2020/03/24