古川ロッパ昭和日記 戦後篇―昭和20年‐昭和27年 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 934p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784794930187
  • NDC分類 775.2
  • Cコード C0374

内容説明

芸能界の第一線からしだいに退いていく、誇り高き大コメディアンの日々の苦闘。

著者等紹介

古川ロッパ[フルカワロッパ]
明治36年8月13日、東京麹町に、元貴族院議員、加藤照麿男爵の六男として誕生。古川家の養子となる。早稲田第一高等学院在学中から、「古川緑波」の筆名で映画雑誌に評論を投稿。大正13年早稲田大学英文科入学。同年、菊池寛に招かれて、文藝春秋の「映画時代」の編集にあたる。大正15年、徳川夢声が活動弁士を糾合して催した「ナヤマシ会」にアマチュアとして出演、声帯模写で絶賛を浴びる。昭和6年、東京日日新聞の嘱託となり、レビュー、映画評を執筆。昭和8年、徳川夢声らと浅草で劇団「笑の王国」を旗挙げ。興行は大当りをとり、エノケンと並ぶ喜劇界のトップスターに躍り出た。昭和10年、「笑の王国」を脱退、東宝に入り、有楽座、日劇を中心に活躍。「ガラマサどん」「歌ふ弥次喜多・東海道小唄道中」などに出演、一気に日本喜劇界の頂点へと飛翔した。12月から「東宝ヴァラエティ・古川ロッパ一座」の座長となる。戦後も数々の演劇、映画のほか、NHK放送劇「さくらんぼ大将」に出演。読書家、健啖家として知られ、『劇書ノート』『悲食記』等の著作を残す。昭和36年1月16日没

滝大作[タキダイサク]
1933年東京生まれ。NHKの芸能ディレクターを経て、現在も第一線で数々のステージ、番組を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソーダサイホン

1
戦後史を食日記からみると新鮮かつ分かりやすい。2009/05/24

Gen Kato

0
戦後史資料のつもりで読みはじめたはずが、ロッパそのひとの日常にぐいぐい引き込まれていった。これは戦前篇も読まねば。むろん、生活史および舞台・映画史資料としても重要。自分的にはエノケンや川口松太郎との微妙な関係が興味深かった。2015/05/01

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