双書・２０世紀紀行 ヨーロッパ半島

エンツェンスベルガー，ハンス・マグヌス【著】〈Ｅｎｚｅｎｓｂｅｒｇｅｒ，Ｈａｎｓ Ｍａｇｎｕｓ〉/石黒 英男/小寺 昭次郎/津村 正樹/野村 修/道籏 泰三【訳】

晶文社（1989/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 643p／高さ 20X15cm
• 商品コード 9784794928306
• NDC分類 946
• Cコード C0398

内容説明

１９９２年ＥＣ統合ヨーロッパにチャンスはあるか！「欧州合衆国」に向かって突き進むヨーロッパ。その周辺に位置する７つの国―スウェーデン、イタリア、ハンガリア、ポルトガル、ノルウェー、ポーランド、スペイン―を歩く。ヨーロッパ問題を考えための最良の手引。

目次

スウェーデンの秋　１９８２
イタリアの度はずれ　１９８３
ハンガリアの縺れ合い　１９８５
ポルトガルの物思い　１９８６
ノルウェーのアナクロニズム　１９８４
ポーランドの偶然　１９８６
スペインのかけら　１９８５
エピローグ・海のほとりのボヘミア　１９８７

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[荏苒 ｂｙｎ]

1987年頃の書。原題は「ああヨーロッパ」で、確かに冴えない。EU統合前の主要国からは周辺国と見られる７ヶ国を論じる。ポルトガル部分を読むと、流石詩人だけある。長い歴史を知っていないと、付いていけない。知っていても、文体に付いていけない。欧州以外や散文人間には難書。

2018/09/28