オスカー・ワイルドの遺言

オスカー・ワイルドの遺言

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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784794922977
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

1900年、夏。孤独と貧窮のなか、パリの安ホテルの一室で、オスカー・ワイルドはひたすら日記を書きつづけた。華やかな栄光と恐るべき破減に彩られた自らの運命をいまいちど甦らせるために―。人生の終局に立ち、地獄をみた男ワイルドがここに遺そうとしたものはいったい何か?爛熟の19世紀末を代表する作家の、死にいたる最後の日々を、濃密に、鮮やかに描ききった傑作小説。サマセット・モーム賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こねほ

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オスカー・ワイルドの最後の数ヶ月に自身で書かれた形式の日記で綴る小説。英文学や仏文学、ギリシャ神話とかをふんだんに使ってものごとを表していて、文化的背景もちょっと勉強できるかも。要は作者のオスカー・ワイルド論なのかな?色んな作品を剽窃したのは愚かだったという主題が込められている気もする。2012/04/26

TAC

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☆x2 著者はロンドン生まれのケンブリッジOBであり この作品が1983年度のサマセット・モーム賞に輝いていることを考慮すれば 恐らくは翻訳版が酷く御粗末。ロビー・ロスを「ボビー・ロス」と称んで憚らない。単純な誤字や “ら抜き言葉” も目立つ。誰がいけないのだ? 訳者か?校正担当者か?出版社か? それとも自分にこれを送り付けて来たあの人か?

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