感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とびほびこび
31
問題に対する答えは一つだけではなく、また問題が一つとも限らない。対処する力を身につける為には常に柔らかく考える頭を養うこと。小さい頃から鍛えることも大切だし、大人になっても振り返ることを怠ってはいけない。辛く苦しい時は考えることすらままならないけど、そんな時だからこそ考える練習に助けられることもあるんじゃないかな。今度学校で薦めてみよう。2017/04/16
BAR PLAYLIFE
29
自分には出来てないことばかりて、それに改めて気づかせてくれるとても良い本2018/04/15
みなみ
21
児童向けとして、頭を柔らかくして色々な問題を解く本。物の見方は一つじゃないとか、質問することはかっこいいだとか、教訓めいたところもあるけれど、全体としては優しいタッチの絵本のような雰囲気。児童だけでなく大人も楽しめる本で、頭をひねりつつ楽しめた。2024/04/04
ジョニーウォーカー
16
『アイデアのつくり方』がアイデア創出のメソッド・方法について書かれた本だとすれば、本書はそれと同じくらい重要な、ものの考え方・視点・アイデアの切り口といった発想力を養うための一冊。例えば「手の平に5枚の小さな紙切れがある。この紙切れを1枚ずつすべて吹き飛ばす方法は?」(答えは本書にて)といった、クリエイティブ関連の講座でもよく用いられる、人が陥りやすい先入観や思い込みを取り払うためのクイズ・問題も多く収録している。冒頭の書と併せて読むと、アイデアというものがより実感としてつかめてくると思う。図書館本。2009/10/06
阿部義彦
15
これは、大島弓子さんの漫画で知った本。確か「ロングロングケーキ」だったか。裏表紙には『10歳以上みんな』と有ります。その後本屋でも見かけましたが、古書市で手に入れ易い値段であったので迷わず購入。実に晶文社らしい本です。表紙デザインも今は亡き平野甲賀さん。晶文社の本はオブジェとしても優れてますよね。丸背の所も花切れも手を抜いてません。学校図書や医院の待合室なんかに相応しい本。子供の為とはうたっているが決して手加減しないでひらかれている。晶文社の本は簡単には手放せない魅力に溢れてます。2024/09/29