内容説明
1931年帝室博物館コンペから、74年東京海上ビルの「美観論争」まで、建築家前川国男のたたかいとは何だったのか。前川自らが半世紀にわたる仕事の意味を率直に語った対話を軸に編集。
目次
生きた建築をもとめて(ポッシェということ;出発まで;独立前後―1930‐45;戦後第一期―1945‐50 ほか)
前川國男文集(負ければ賊軍―1931.6;主張―1936.11;建築の前夜―1942.5;一羽の燕―1942.9 ほか)
前川國男年譜
著者等紹介
前川國男[マエカワクニオ]
1905年、新潟生れ。28年、東京帝国大学工学部建築学科卒業。建築家。パリのル・コルビュジエのアトリエで学ぶ。帰国後、レイモンド事務所所員を経て、35年、前川國男建築設計事務所を設立。代表作に、東京文化会館、紀伊國屋ビル、東京海上ビル、埼玉県立博物館などがある。朝日賞、日本建築学会大賞、フランス国家功労勲章など受賞。1986年6月26日逝去(享年八一歳)
宮内嘉久[ミヤウチヨシヒサ]
1926年、東京生れ。49年、東京大学第二工学部建築学科卒業。編集者。作品に雑誌「国際建築」「建築年鑑」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。