目次
ルネサンス演劇の問題
第1部 劇場の形式とコンヴェンションとのルーツ―絵画、彫刻及び「タブロー・ヴィヴァン」(舞台的背景のはじまり―原始的儀礼、ギリシア演劇及び中世美術;ショウ・ピクチャーとショウ・アーキテクチャー―「タブロー・ヴィヴァン」)
第2部 建築的シンボルの劇場―テレンティウス・アカデミーのファッサード、フランドル、エリザベス朝及びスペインの民衆演劇(第一の舞台ファッサード―ネーデルラントにおける雄弁家団体の舞台;第二の舞台ファッサード―エリザベス朝舞台;アーケード・ファッサード及びカーテン・ファッサード―ドイツ及びスペインのカーテン舞台、学校、イエズス会の舞台、テアトロ・オリンピコ)
第3部 絵画的なイリュージョンの演劇―イタリアの遠近法的場面、フランス及びイギリスにおける妥協、ウイング及びバック・ドロップ、プロセニアム及び描かれた絵画のバロック装置(イタリアの遠近法的舞台;遠近法的舞台の枠―内舞台、プロセニアム、フロント・カーテン;フランス及びイギリスにおける妥協―バロック舞台)
劇場の絵画的遺産
著者等紹介
カーノードル,ジョージ・R.[カーノードル,ジョージR.][Kernodle,George R.]
1907年、米国に生まれる。セント・ローレンス大学、シカゴ大学ほかで学んだ後、イェール大学でアラダイス・ニコルに師事、ルネサンス期を中心としたヨーロッパ演劇の本格的な研究に取り組む。リザーブ大学の準教授をはじめ、アイオワ州立大学、トゥルサ大学助教授、アーカンサス大学演劇学科教授を歴任。同大学名誉教授
佐藤正紀[サトウマサノリ]
1940年、東京に生まれる。明治大学文学部卒業、同大学院演劇学修了。同大学教授。演劇学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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