出版社内容情報
子ども自らが“作家として”考え、悩み、問題を発見しつつ、
“書くスキル”を身につけるという画期的な学び!
本書の「初版」が刊行されたのは2008年、「増補版」として刊行したのが2018年、そしてこの度、「新訂版」として再び教育現場に訴えることにしました。「本が読まれない」と叫ばれつつある昨今、長きにわたって読まれ続けている本書に、「最新の教育実践」を加えています。「増補版」のときに、すでに中学・高校での実践例を加えていますが、今回は、「ロイロノート」というアプリを使って行われる中学三年生の授業風景を紹介していきます(小学校での実践部分は初版時のままです)。
「プロジェクト・ワークショップ」グループに属する私たちは、『作家の時間』(初版)を刊行したあとに『読書家の時間』(2014年刊)を著しましたが、この本も多くの教育者に読まれ、2022年には「改訂版」を刊行しております。また、社会科への応用チームが『社会科ワークショップ』(2021年)を著しています。これら以外にも、数学や理科への応用チームが「数学の時間」、「科学者の時間」を立ち上げ、それぞれ始動しています(数年後にはその成果を発表したいと思っています)。このように、「プロジェクト・ワークショップ」の取り組みはかなりの汎用性を有しています。ポイントとなるのは、「添削」という不毛の実践に終止符を打ち、生徒に「寄り添う」度合いを格段にアップさせる「カンファランス」という実践です。
本書には、?「読者の権利」をもとにした「書き手の権利10か条」、?教師も一緒に書くこと、?生徒相互のピア・カンファランス(教え合い)など、すぐに始められる画期的な実践法が満載となっています。この中に度々登場する「作家の椅子」に座って、自らの作品を誇らしげに読み上げる生徒の様子を想像してください。「作家の時間」というアプローチ方法が、幅広い年齢層に支持されていることがお分かりになるはずです。
【目次】



