出版社内容情報
学びを効率化したい大学生・大学院生、成果を挙げたい研究者・教育者向け、
未来を切り開くアカデミックスキルを徹底伝授!
学校では教えてくれないけれど、大学および社会での成功に不可欠な「読む」「書く」「話す」「行動する」「研究する」という五つのスキル。これを効率的かつ実践的に習得するための方法を、ときにユーモアをまじえつつ、丁寧に解説したのが本書です。オックスフォード大学で博士号を取得し、ハーバード大学やスタンフォード大学で教育に携わるなど、長年にわたりアカデミックな世界に生きてきた著者が、その経験と知識を余すところなく詰めこんでいます。大学生や大学院生に留まらず、教育者や研究者、さらには学びを楽しむすべての社会人に役立つ内容となっています。「五つのスキル」について、概要をご紹介しておきます。
①「読む」スキル: 効率的に読む方法を紹介。時間を浪費する「ブック・ゾンビ」状態にさようなら!
②明確に「書く」スキル: 「コロンボの原則」や公式を活用し、読者を惹きつける文章を書く方法を伝授。
③聴衆を魅了する「話す」スキル:緊張を克服し、自信を持って話せるスキルを具体的なステップで解説。
④的確に「行動する」スキル:学びの質を高め、キャリア形成にも役立つ人間関係の構築法などを紹介。
⑤合理的に「研究する」スキル:リサーチクエスチョンを見つけるためのステップや、研究を効果的に進める方法を解説。
本書で紹介するスキルは、大学での成功だけでなく、学びを楽しむ心を育てます。あなたが知的な突破口を切り開き、充実した未来をつかむ手助けになることを願っています。本書を手にして、学びの可能性を最大化する旅に出発してください。(さとう・けんいち 京都産業大学教授)
内容説明
学び方を変えれば大学における生活が変わる!大学に入ったけれど、どう学べばいいのか分からない―そんな悩みを抱えていませんか?授業を受け、レポートを書き、ゼミで発表する。でも、「学び方」をきちんと教わる機会は意外と少ないものです。本書では、大学での学びを「受け身」から「主体的」に変え、知を深め、表現し、他者と協働するための方法を徹底的に解説します。カギとなるのは、読む(批判的に読む力)・書く(「コロンボの原則」を使う)・話す(聴衆を惹きつけ、啓発する伝え方)・活動する(自己表現し、他者と協働する)・研究する(意味のある問いを立てて探究を深める)という五つのスキル。これらを身につければ、知的に冒険し、自ら問いを立て、世界と対話する学びにシフトチェンジができます。学びは、「何を知るか」だけではなく「どう知るか」で大きく変わります。
目次
第1章 読む方法(パート1)―テキストを解剖する
第2章 読む方法(パート2)―テキストを批判する
第3章 書く方法
第4章 話す方法
第5章 行動する方法
第6章 研究の方法
著者等紹介
佐藤賢一[サトウケンイチ]
1965年5月22日、北海道岩見沢市生まれ。京都産業大学生命科学部産業生命科学科教授。教育支援研究開発センター長。博士(理学)。NPO法人ハテナソン共創ラボ代表理事
ショア,ザカリー[ショア,ザカリー] [Shore,Zachary]
海軍大学校の歴史学教授であり、カリフォルニア大学バークレー校のヨーロッパ研究所のシニアフェロー、スタンフォード大学フーバー研究所の国家安全保障客員フェローを務めている。彼はオックスフォード大学で近代史の博士号を取得し、ハーバード大学で博士研究員として研究を行い、スタンフォード大学の行動科学高等研究センターのフェローシップを得た。これまでに6冊の著書を執筆しており、そのうち3冊は「敵」の評価に関するものである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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