学習会話を育む―誰かに伝えるために

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学習会話を育む―誰かに伝えるために

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  • サイズ 46判/ページ数 298p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794811950
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C0037

出版社内容情報

ペアやグループでの分担学習・発表・討論とその評価をより実りあるものにするために。
今日から実践できる具体的事例が満載!

 授業で「ペアやグループでの話し合い」を取り入れたものの、思ったような効果が得られないという声をよく聞きます。次のような体験をされた先生方も少なくないのではないでしょうか。
* 児童生徒の発言が短すぎる。一言だけで済ませようとする傾向がある。
* ある問題への賛否をめぐって討論をしたら、自分の初めの立場に固執してしまう生徒がいて、言い争いになってしまった。
* ジグソー学習〔長い文章や大きな主題を分担して勉強する方法〕やディベートなどの言語活動に取り組んできたがマンネリ化している。もっと言語活動のレパートリーを広げたい。
* ペアワークやグループ活動の評価がむずかしい。これまで自己評価やルーブリック〔さまざまな観点や尺度からなる表を用いて学習達成度を測る評価方法〕などを活用してきたが、あまりうまくいかなかった。
 本書はこうした状況を打開するために、子どもたちのどんな力をどう伸ばせばよいかについて、著者たちの長年にわたる研究成果に基づき、具体的で実践的な内容を提供しています。実に多様な活動が、児童生徒の実際の会話の記録とともに紹介されていますので、自分の教室ですぐに実践してみたくなることでしょう。
 本書が提唱する「学習会話」の特徴として、「協力して考えをつくり上げること」の重視が挙げられます。多くの授業では、各自が話し合う前にしっかりとした考えをもつことが求められがちですが、「学習会話」のアプローチでは、まずは考えを出し合い、話し合いを通じて互いに問題点を指摘し合ったり、その考えを支える根拠や事例を集めたりすることが重視されます。本書ではさらに、討論においてクリティカルな思考・判断ができるようにするための議論の方法についても詳しく解説されています。
 豊かで確かな学び合いを志向されている方々に、訳者一同、本書を重要な手引きとして、強くお勧めします。(北川雅浩 熊本大学教員)

目次

第1章 学習会話とは何か?
第2章 考えをつくりあげるための会話スキル
第3章 協働して取り組む討論
第4章 国語科での学習会話
第5章 会話の評価
第6章 会話をたがやすマインドセット、文化、そしてサポート

著者等紹介

ズィヤーズ,ジェフ[ズィヤーズ,ジェフ] [Zwiers,Jeff]
現在スタンフォード大学・教育大学院の上級研究員を務めている。主な研究分野は、あらゆる教科領域と学年を対象に、豊かなコミュニケーションと効果的な学習会話を育む授業の開発

北川雅浩[キタガワマサヒロ]
熊本大学大学院教育学研究科准教授。小学校を主なフィールドとしながら、子供たちが対話を学ぶことと、対話で学び合うことの両面を充実させるための指導法について研究している

竜田徹[タッタトオル]
佐賀大学教育学部准教授。国語科教育の存在理由と国語学習の記憶について研究している。近年は教員養成に資する高大接続教育のカリキュラムについても研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かるー

3
日本の学校の対話的学びで行われている対話が如何に断片的で浅くて、非効率なのかということについて考えさせられた。対話に舵を切るなら根こそぎ変えていかなきゃいけない。考えをもってその後は対話によって自分の考えを醸成していくことに全振りしないといけない。そう考えさせられた本でした。2024/05/17

こいワい

1
「話す聞く」の深め方はあまり焦点が当たったものがなかったが、これはかなり示唆に富む。2021/11/07

たかきち

0
学習会話(本書ではペアトーク、グループ討論などが想定されていました)のやり方や、そこで育みたい5つの力など、具体的な事柄がたくさん書かれていていい感じでした。なにより、学習会話をどのように評価するのかまで踏み込んで書かれていたのが良かったなと思います。2022/07/27

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