内容説明
生徒指導の方法を誤れば、その後の人生に大きな影響を与えてしまう。罰によらず、誰をも排除しない画期的なアプローチ。マインドセット、マインドフルネス、共感力の育成まで!アメリカで効果が実証され、大きな期待が寄せられている「関係修復のアプローチ」を紹介。
目次
1 さあ、あなたの「声」を聴かせてください―問題を解決するためにコミュニケーションを大切にする文化をつくり出す
2 サークルになりましょう―問題が起こったところですぐに対応する
3 損なってしまったことを修復する―自分のとった行動の責任を直接とることを生徒に教える
4 「ルール」を「期待」に置き換える―生徒に期待することを、一貫して明確に示す
5 成長マインドセットを育てる―生徒を運転席に戻す
6 マインドフルネスを教える―自分の感情に気づき、上手に扱えるよう生徒をエンパワーする
7 共感力を育む―人の話をよく聴く力、理解する力、コミュニケーションがとれる力を養う
8 関係修復のアプローチでサポートする体制を整える―小さなことを見逃さない
9 誰にとっても参考になる最低限の記録をとる―データを活用して生徒を支え、問題行動の連鎖から生徒を守る努力をする
著者等紹介
メイナード,ネイサン[メイナード,ネイサン] [Maynard,Nathan]
アメリカ・インディアナポリスにある「Purdue Polytechnicハイスクール」の管理職を務める。「関係修復のアプローチ」の文化を育み、共感と責任を育てる「BehaviorFlipシステム」を開発。ユース・ワーカー・オブ・ザ・イヤー受賞
ワインスタイン,ブラッド[ワインスタイン,ブラッド] [Weinstein,Brad]
「Purdue Polytechnicハイスクール(ネットワーク)」の管理職を務める。科学分野のティーチャー・オブ・ザ・イヤー受賞
高見佐知[タカミサチ]
ハワイ州教育局インターンを経て、アメリカの大学院にて学校管理運営を学び、マリカの教育系ワークショップを多数受講
中井悠加[ナカイユカ]
島根県立大学人間文化学部講師。専門は国語教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。