内容説明
反主流=異端派経済学のめくるめく世界へようこそ。全14章構成、初級経済学・ゼミのテキストにも最適な決定版入門書。
目次
新古典派経済学の系譜とその問題点
21世紀におけるマルクス経済学の効用
制度派経済学とは何か?
ポスト・ケインジアン経済学の全体像
レギュラシオン理論の原点と展開
進化経済学の可能性
異端派貿易論の最前線
ハーシュマンと不確実性/可能性への視座
ネオ・シュンペタリアンとイノベーション
ポランニーから共生経済へ
経済学方法論と新自由主義
開発のマクロ経済学としての新開発主義
フェアトレードと市場の「正義」
世界の多様性をとらえる地域研究
特別収録
著者等紹介
岡本哲史[オカモトテツシ]
1962年徳島県生まれ。専攻はラテンアメリカ経済論(チリ経済)、開発経済学、国際経済学。1986年、東北大学経済学部卒。1992年、東北大学大学院経済学研究科博士課程後期満期退学。博士(経済学)(東北大学、2001年)。1989年、メキシコ・グアダラハラ大学で学ぶ(外務省日墨交流計画)。東北大学助手、九州産業大学講師などを経て、九州産業大学経済学部教授。チリ・カトリック大学歴史研究所客員研究員(1998年8月~99年8月)、チリ大学物理数学学部客員研究員(2005年8月~06年8月、2011年8月~12年8月)
小池洋一[コイケヨウイチ]
1948年埼玉県生まれ。1971年立教大学経済学部卒。アジア経済研究所研究員・主任調査研究員・部長(1971~2000年)、この間ジェトゥリオ・ヴァルガス財団サンパウロ校客員研究員(1977~79年)、サンパウロ大学経済研究所客員教授(1992~93年)、英国開発学研究所(IDS)客員研究員(1993~94年)、拓殖大学国際開発学部教授(2000~2007年)、立命館大学経済学部教授・特任教授(2007~19年)を経て、立命館大学社会システム研究所客員研究員、アジア経済研究所名誉研究員。専門は経済開発論、地域研究(ラテンアメリカ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おさむ