内容説明
時代の最先端で闘い続けたヴィリリオの思想的歩み、その到達点。「速度の政治経済学」の提唱を通じ、人類社会の光と闇の実体に迫る。「私たちの今」と「生きる身体」の解放のために。
目次
序 時間爆弾(戦時;時間に対する戦い)
1 時間バンカー(考古学;速度学)
2 遺伝子爆弾(優生学;科学の事故)
結 黄昏の夜明け
著者等紹介
ヴィリリオ,ポール[ヴィリリオ,ポール] [Virilio,Paul]
1932年パリ生まれ、2018年9月没。思想家、芸術家、建築家、都市計画専門家、建築専門校(ESA)教授・学長、出版編集者、社会活動家
土屋進[ツチヤススム]
大学非常勤講師。現代社会、文化、思想に幅広い関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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