出版社内容情報
四季折々の美しく雄大な自然を堪能できるだけでなく、大雪山と「写真の町」への旅のガイドとしても役立つオールカラー写文集「写真甲子園」「株主制度」「君の椅子」など、ユニークな政策を展開している〈写真文化首都「写真の町」東川町〉は、北海道の中央部に位置している。18年前、この町に移住した私は、瞬く間に大雪山連峰に魅了されてしまった。そして、日々ネイチャーガイドを行いつつ、写真家としても活動するようになった。
本書に掲載した作品は、10年以上にわたり撮影してきた多数の写真から選び抜いたものである。それらを季節ごとに並べて、みなさんに四季折々の大雪山の風景を楽しんでもらおうという企画だ。マルチコプター(ドローン)で撮影した作品も含まれており、迫力ある風景を提供できるのではと自負している。
これまでに刊行されている多くの写真集のように、単に作品を並べるだけではなく、私自身の「こだわり」や、撮影場所についての説明などもエッセイ風に掲載しているので、「観る」だけではなく「読む」写真集ともなっている。もちろん、ネイチャーガイドの経験を生かして、具体的な撮影ポイントや宿泊施設なども紹介してあるので、本書をご覧になって「大雪山に行こう!」と思われた方には、ガイドブックとしての役割も十分に果たせるはずだ。
桜前線の最終地点であり、紅葉のスタート地点である大雪山連峰、その主峰「旭岳」(2291メートル)を中心とする山々が与えてくれる感動の風景に、きっとあなたも魅了されることだろう。旭川空港に降り立つみなさんを、大雪山とともに暮らす東川の全町民でお出迎えしたい。そして、あなた自身の目で、この雄大な自然を確かめていただきたい。※オールカラー(おおつか・ゆきのり)
写真文化首都「写真の町」東川町[シャシンブンカシュトシャシンノマチヒガシカワチョウ]
編集
大塚友記憲[オオツカユキノリ]
著・文・その他/写真
内容説明
日本マーケティング大賞地域賞を受賞(2018年)した写真文化首都「写真の町」東川町が贈る「神々の遊ぶ庭」の美しい四季。撮影ポイント、エリア情報を撮影者が解説!
目次
雪残る春
輝く夏
彩る秋
白銀の冬
著者等紹介
大塚友記憲[オオツカユキノリ]
1979年生まれ。千葉県野田市出身。東京写真学園(松涛スクール・オブ・アーツ)プロコース科卒業。「大雪山」をテーマに山岳風景のみならず、そこを拠点に活動する人々の姿などを撮り続けている。アウトドア関連企業への作品提供のほか、山岳雑誌「岳人」などで執筆も行っている。北海道知事認定アウトドアガイド(夏山/冬山)。公益社団法人日本写真協会正会員。特定非営利活動法人北海道を発信する写真家ネットワーク理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。