イタリア日記(1811)

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イタリア日記(1811)

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794810373
  • NDC分類 955
  • Cコード C0098

出版社内容情報

フランスの作家スタンダール(本名アンリ・ベール)は十七歳のときに、ナポレオンの第二次イタリア遠征で装備点検監督官となった親戚のピエール・ダリュに伴われて、はじめてイタリアを訪れた。彼は最初予備役として、やがては騎兵少尉として、ミラノとその周辺に一年半ほど滞在したが、イタリアは強い印象を残した。それから十年、パリで役人生活を送っていた彼は、一八一一年になって、今度は休暇を得て、イタリアへ初の観光旅行を行なった。八月二十九日パリを出発して十一月十三日まで、懐かしのミラノを中心として、ナポリまでのイタリアを見て歩いた。この周遊を記したのが本書『イタリア日記(1811)』である。
 ベールはミラノに着くと、一八〇一年に主計官のジョワンヴィルから紹介されたその恋人のアンジェラ・ピエトラグルアを思い出して訪ねて行き、昔彼女に抱いた恋心を打ち明ける。こうして彼女の交際社会に加わり、やがて彼女と親密な関係を結ぶ。彼は周遊の旅へ出かけることをためらうが、彼女に背中を押されて出発し、ボローニャ、フィレンツェ、ローマ、ナポリの諸都市をはじめて訪れる。彼は旅のあいだにも彼女を想い、早々にミラノへ戻ってくると、近郊の湖水地方にいた彼女を追いかけて行く。
 日記では、旅のあいだの観察や思考ばかりか、アンジェラとの再会、恋の進展の様子がかなり率直、かつ具体的に記されている。彼はこの日記を、一八一三年に旅行記へ作り変えようと手を加えるが、発表するまでには到らなかった。しかしこの私的な日記を契機にして、『一八一七年のローマ、ナポリ、フィレンツェ』(邦題『イタリア紀行』)、その増補版『ローマ、ナポリ、フィレンツェ』(同『イタリア旅日記』)、そして『ローマ散歩』など本格的なイタリア紀行文を書き、さらにはイタリアに題材を取った創作へと歩を進めて行く。本書は作家とイタリアを結ぶ布石なのである。(うすだ・ひろし 跡見学園女子大学名誉教授)

スタンダール[スタンダール]
Stendhal(1783-1842) 『赤と黒』『パルムの僧院』といったフランス文学を代表する小説で有名な作家。小説以外に紀行文、評伝、さらには『イタリア絵画史』『恋愛論』でも知られている。遺作の自伝に『アンリ・ブリュラール伝』『エゴチスムの回想』がある。

内容説明

作家スタンダールとなる以前のアンリ・ベールが遺した私的な旅日記。のちのイタリア紀行文の原点!夢想、迷い、自己追求、永遠の青春…近代小説の偉大な先駆者スタンダールの若き日の旅路。詳細年譜・訳註、旅程図等、邦訳版オリジナル資料充実。本邦初訳。

目次

イタリア日記(1811)
付録1 イタリア日記(1811)詳細日程と内容
付録2‐1 スタンダール=アンリ・ベール年譜(1)―一八一四年七月までの詳細年譜
付録2‐2 スタンダール=アンリ・ベール年譜(2)―一八一四年八月以降の略年譜
付録3 アンリ・ベールの主要な血縁図

著者等紹介

スタンダール[スタンダール] [Stendhal]
1783‐1842。本名アンリ・ベール(Henri Beyle)。『赤と黒』(1830)や『パルムの僧院』(1839)などの小説によって文学史上に不朽の名を残すフランスの作家。16歳のとき郷里のグルノーブルを出て以来生涯をほとんど旅に過ごす。1831年からはチヴィタヴェッキア駐在の領事を務めた

臼田紘[ウスダヒロシ]
跡見学園女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

114
作家がここまで赤裸々に綴った物を読めることが幸せなのかは疑問。読み始めると『パルムの僧院』の登場人物たちが浮かぶ。旅行での出会いが彼の創作の元となったのがよくわかる。そして20歳前の軍隊生活での女っけのなさを嘆き、既婚婦人をものにしてやると宣言したり…。イタリアという異国で少し興奮して酔った気持ちがそうさせたのか。最後にある訳者の解説が詳しい。イタリア旅行は1811年。ウィーン会議の前。スタンダールは、ナポレオンの盛衰を間近で見ていたはずで、彼の作品にその影響がどれほどあったことかと思う。2016/07/25

セレーナ

12
28歳の才知ある俺に愛を注ぐ人妻多数。彼女らの夫は妻の為に才知を使わないし、そもそもつまらない。そりゃあ若くて才知ある俺に酔っちゃうよね。俺だって別に全員に愛がある訳じゃないけど、寂しいし暇だし何股もかけちゃおう。でも俺との約束反故されちゃうと切なくなっちゃうもん。イタリアは流石に芸術の街だな、人間はあんまりよくないけど、汚いし。 っていうスタンダールの自意識過剰とイタリアへの侮辱と讃歌がダラダラと書かれていて、些か眠くなった。2020/10/30

feodor

6
京都に行く際に、欧州における古都的な意味合いのイタリアでの日記を読もうか、と持っていった。ただ、なかなかイタリアには着かず、そしてスタンダールらしく、アバンチュールも大きい。ピエトラグルア夫人への恋が前面に出てくる。同時に、イタリア人とフランス人の気質の違いについてもずいぶん触れられていた。スタンダールの1817年の日記、そして旅日記、ローマ散歩なども読んだが、またしっかり読みたい。2020/08/12

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