地域産業の「現場」を行く―誇りと希望と勇気の30話〈第5集〉地域の「自立」と「輝き」

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地域産業の「現場」を行く―誇りと希望と勇気の30話〈第5集〉地域の「自立」と「輝き」

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794808851
  • NDC分類 332.9
  • Cコード C3033

内容説明

朝の人気ラジオ番組「ビジネス展望」(NHK第1/6:43am~)での話題を詳説。第121話~第150話収録。新事業創造、伝統技術の再生、新しい農業組織など、中山間・農山漁村地域で早くから着手されていた自立への取り組みに日本の「未来」を読みとる。

目次

1 地方からの新たな事業の創造(高知県土佐町・中山間地域からネット通販―地元材で犬小屋制作の「Kハウス」;岩手県八幡平市(旧安代町)・豆腐に新たないのちを与える―中山間地域に人を呼び込む「ふうせつ花」
沖縄県読谷村・沖縄を代表するお菓子に成長―「紅いもタルト」の「お菓子のポルシェ」 ほか)
2 地域の伝統と新たな事業化(高知県日高村・伝統の典具張紙で世界の古文書を修復―世界一薄い和紙を生産「ひだか和紙」;富山県礪波市・北陸の自然の中で育まれた手延べ素麺―家族規模で伝統を守る「大門素麺」;高知県安芸市・造り酒屋が地域資源の発掘を重ねる―伝統のサトウキビから黒糖酒を生産「菊水酒造」 ほか)
3 農業の新たな生産組織―大規模経営と集落営農(鹿児島県志布志市・一五〇ヘクタールの農地を経営―ジャガイモ、ケール、サイレージに展開する「さかうえ」;新潟県柏崎市・山間部で九〇ヘクタールの大規模経営に踏み出す―圃場整備を重ねる「山波農場」;鹿児島県鹿児島市・全県に拡がる有機農業のうねり―一四〇の生産者と直売所、レストランに展開「かごしま有機生産組合」 ほか)

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県に生まれる。1976年、成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。一橋大学大学院商学研究科教授を経て、明星大学経済学部教授。一橋大学名誉教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

「3.11以降の世界」を先取りしていたかにみえる条件不利地域の取り組みに、新たな経済社会・生活のモデルを看取
本シリーズは2008年3月に『第1集』を発刊以来、今年2月刊の『第4集』まで各集30話ずつ、日本と中国の地域産業の「現場」から計120話をお届けしてきた。『第4集』刊行後、これらに続く30話の舞台となる「現場」を巡っていた時期、2011年3月11日に「東日本大震災」に遭遇する。その時、私は岩手県釜石市の湾岸に近いホテルの2階にいた。大きな揺れが数分続き、津波の予感がした。ただちに表に出て高台を目指した。三〇数分後、巨大津波が押し寄せてきた。本シリーズではこれまで、中山間地域をはじめとする条件不利地域の「現場」に暮らす人びとによる、地域資源をベースにした新たな産業化、自立的な「価値」の創造に注目してきた。3・11以降の世界は、すでに日本の辺境の地というべきそうした地域で目指されていたようにみえる。歴史的な意味を帯びた2011年という年の終盤に刊行されるこの『第5集』、本来ならば震災とその復旧・復興の「現場」を報告すべきなのだが、それは別の形で近々“緊急出版”させていただくことにして、今回は右に述べたように「3・11以降の世界を先取りしていたかにみえる」日本各地の取り組みを採り上げ、そこにはらまれている私たちの「未来」というべきものを注視していくことにする。大きな転換が予感される現在、すでに中山間地域、農山漁村の地域産業の「現場」では、「未来」を指し示す取り組みが重ねられてきているのである。成熟し、人口減少、高齢化に向かうわが日本は、「20世紀後半型経済発展モデル」からの飛躍が求められているが、実は「辺境の地」と思われていた条件不利の中山間地域、あるいは水産業地域、さらに離島などで、すでに新たな「価値」を生み出し「自立」へと向かう取り組みが進められていたのかもしれない。震災・津波により被災した三陸沿岸とこれら全国の条件不利地域には、共通する人びとの「思い」が拡がっているようにみえる。新たな日本の経済社会、そして新たな生活のモデルが、そのような条件不利地域で静かに深められ、人びとは「輝き」を増しているのである。(著者 関 満博)