シリーズ《アーツマネジメント》<br> オペラと音響デザイナー―音と響きの舞台をつくる (増補版)

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シリーズ《アーツマネジメント》
オペラと音響デザイナー―音と響きの舞台をつくる (増補版)

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794808233
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報



小野 隆浩[オノ タカヒロ]
著・文・その他

内容説明

劇場には多くの専門分野の人々が働いています。「音響スタッフ」もその中の一つであり、「音」を扱う専門職です。劇場という空間で扱われる音には様々な種類のものがあります。しかし、そこに流れる音は単なる「音」ではありません。劇場という空間によって物理的な「響き」が生まれ、それとともに観客の耳に届けられます。私たち音響デザイナーの仕事は、この「音」と「響き」をコントロールすることです。そしてそれを「音響デザイン」と呼んでいます。本書では、オペラの基礎知識を盛り込みながら、オペラ作品が出来るまでを音響デザイナーの目を通して解説していきます。

目次

第1章 歴史としてのオペラ―オペラ創世紀(オペラとは―その言葉の意味;宮廷でのオペラ―貴族の文化 ほか)
第2章 知識としてのオペラ―大流行から現代まで(オペラ―そのさまざまな呼び名;そのほかの呼び名 ほか)
第3章 仕事としてのオペラ―オペラができるまで(作品決定から仕事の依頼―オペラができるまで(その1)
音楽稽古―オペラができるまで(その2) ほか)
終章 オペラの音響デザイナーとして―自分の立ち位置(私のはじまり;私は音を創造しているのか ほか)

著者等紹介

小野隆浩[オノタカヒロ]
1960年、秋田県生まれ。株式会社オープンロード、株式会社ストーリーレーンを経て、現在、財団法人びわ湖ホール所属。主として、オペラやクラシックコンサート、劇場音響コンサルタントなどを手がける。建築音響的手法と電気音響の効果的使用による音場表現は劇場空間に自然な響きを作り出し、その芸術的表現力には定評がある。1992年、第3回出光音楽賞受賞。2001年、第2回日本音響家協会賞受賞。2009年、公立文化施設協議会・特別功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鉄之助

34
オペラの歴史が、わかりやすくまとめられている。「オペラ」イタリア語の意味に「手術」も。中世の解剖教室の入口の看板に「解剖劇場」とあったとか。してみれば、先生が生徒に説明する解剖台は舞台のようだった。歌舞伎とオペラ、始まったのが、ほぼ同じ時期(1600年ごろ)というのも興味深い。2018/06/14

ざっくば

2
音響デザイナー?オペラは生音じゃないと。 そう思う向きには是非読んでもらいたい一冊。 「創造された音」を、場合によっては整え、 できるだけ本来の音を損なわないよう観客席に届ける「整音」作業。 不要な反射音を吸音したり、舞台装置ゆえに不足した特定の周波数を補正したりといった作業だ。 その他歌手が歌いやすい空間づくり (ピットの音をステージに届ける、視覚と実際の音のズレを補正する)や ステージ上及び裏方用モニターの設置・管理といった様々な仕事がある。 オペラにおいて「音響」の果たす役割が大き2012/05/04

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