スタンダール氏との旅

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794807281
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C0095

内容説明

生涯を旅に過ごし、世界という巨大な書物に学んだ、スタンダールことアンリ・ベールに導かれて…。わたしの文学的“巡礼”。作家が愛し、歩き、記した古きヨーロッパの都邑を訪れる。

目次

スタンダールをめぐる旅―はじめに
スタンダール紀行(一九七〇)―グルノーブル、ミラノ、ローマを歩く
グルノーブル詣で(二〇〇〇)
スタンダールのパリを歩く(二〇〇四)
イタリア・スタンダール紀行(一九九〇)―ローマ、ナポリ、ボローニャ、パドヴァ、ミラノの旅
早春のフィレンツェ(一九九一)
ローマ、冬の旅・抄(一九九八)
虚構の町への旅(二〇〇六)―ヴェリエール、ナンシー、アンディイ
スタンダールの旅をめぐって―おわりに

著者等紹介

臼田紘[ウスダヒロシ]
1940年、東京に生まれる。早稲田大学文学部仏文科卒業。跡見学園女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

『赤と黒』や『パルムの僧院』といった小説で知られるフランスの作家スタンダール(本名アンリ・ベール)は、一八四二年五九歳でパリの舗道上に倒れるまで、定まった住まいを持つことなく、家庭を築くことなく、生涯を旅に過ごした。一七九九年一六歳のときに故郷のグルノーブルを出て以来、軍人として、ツーリストとして、精神的な亡命者として、そして最後に外交官として暮らすなかで、一度たりとじっくりと身を落着けることがなかった。晩年の職業、つまりチヴィタヴェッキア駐在フランス領事の仕事は、一八三一年から死亡するまでの十年以上に渉るが、任期中絶えず領事館を留守にし、外務大臣から任地を離れないように二度も注意される始末だった。
 スタンダールは旅をしながら、死ぬまで精神を活動させ続けたと言うことができよう。旅先で建築や絵画などを見、音楽を聴き、土地の風俗に触れ、社会や政治について考え、数多くの書物を読み、そして最後に膨大な量の文章を書き残した。国籍を問わない多くの人物との交流、フランスやイタリアの女性たちとの恋愛もあった。こうして世界という巨大な書物に学んだスタンダールは、真の国際人(コスモポリタン)として、自己の考えを客観化していった。
 われわれがスタンダールの作品を読むとき、かれの文章の随所にこうした旅の影響を嗅ぎ分けることができよう。かれの活発な精神を直截的に示す文体や、かれが実体験として獲得しそれとなくあかされる知識がそうであろうし、小説の主人公も、作家と同じように、絶え間なく動き回っているのである。
 わたしはこれまでこの作家とその作品を理解する一助として、スタンダールが滞在したり訪問したりした町、そして紀行文に記した町、小説の舞台になった町などのいくつかを訪れた。そうした折に記した小さな文章を今回まとめ、あらためて「スタンダール氏との旅」を振り返ってみた。