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出版社内容情報
【大人になっていない人たちへの七つの物語】植物は人間と同じように、それぞれ名前があり、個性があり、意思を持っています。詩情溢れる言葉で幻想と現実をつなぐ七つの物語。
今、踏みしめている大地の内側に、もう一つの世界があると思いますか? 刻まれてゆく時間は保存できるでしょうか? 何が普通で何が普通ではないのでしょう? 木々は八月に何をするのか、あなたは知っていますか? 著者レーナ・クルーンは目から鱗を優しく剥がすように、七つの物語を集めた本書で私たちに間断なく問いかけます。 現代フィンランド文学の代表作家であるクルーンは、明快で的確な文体ながらも詩情溢れる言葉で幻想と現実をつなぎ、その境界線に揺らぎをもたらします。物事の根本的な原理を追求しながら、可能と不可能や時間と無限の接点に迫るのです。これらの物語は、いつ、どこで、遠くて近しい現実が起こりうるかもしれないという可能性を秘めています。 物語に鏤められた質問や回答は決して目新しいものではありません。私たちがいつの間にか記憶の片隅に押しやってしまった純粋な問いを、クルーンは引き出してくれます。
内容説明
本書に収められた七つのショートストーリーは、いつ、どこで、遠くて近しいような現実が起こりうるかもしれないという可能性を秘めている。今、踏みしめている大地の内側に、果たしてもう一つの世界があるのだろうか?刻まれてゆく時間は保存できるのだろうか?何が普通で何が普通ではないのだろう?あなたは信じますか?こんな幻想的な世界の存在を!世界が注目を寄せる、現代フィンランド文学を代表する作家レーナ・クルーンの第2弾。
感想・レビュー
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兎乃
はんみみ
ぱせり
ミツ
たまご