あいまいさの精神病理―迷いの時代と決断できない人々

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あいまいさの精神病理―迷いの時代と決断できない人々

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794805836
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0011

出版社内容情報

【迷いの時代と決断できない人々】物質的豊かさと情報の洪水は私たちに「迷い」をもたらした。「あいまいさ」の分析を通し,不確実の時代にこどもの主体的決断力を育む心のカルテ。
最近、動機不明な少年たちの事件がマスコミに取り上げられ、そのたびに現代のこどもたちが変貌したかのような評論がなされる。はたして本当にそうなのであろうか。 本書では、まずこどもの暴力やイジメなどを取り上げ、現代のこどもたちに何が起きているかについて触れた。次に、「あいまいさの精神病理」というテーマで、“あいまい”とはどういう現象であるか分析した。さらに、人がこのあいまいな世界に直面したときの迷いや不安から逃れようとする結果、どのような行動を取っているか、またそれが子育てという親の行為を支配し、現代のこどもたちに影響を与えていることに触れ、最後に物事を主体的に決めていけるこどもを育てるための提言を試みている。

内容説明

本書は、こどもや親とのかかわりを通して如何に“人”を理解していくか、それを“あいまいさ”という視点から整理したものである。

目次

第1章 今、こどもに、そして大人に何が起きているか(こどもの暴力;こどものイジメについて ほか)
第2章 あいまいさの精神病理(迷いについて―選択に際して生じるあいまいさ;あいまいなもの―見えないもの、分からないこと ほか)
第3章 迷いの時代(決められない大人たち;こどもを取り巻く世界―混迷の時代)
第4章 こどもとどう向き合うのか(手をかけることと手を加えること;制限の中の自由 ほか)

著者等紹介

清家洋二[セイケヨウジ]
1953年、愛媛県に生まれる。医学博士。日本最後の清流といわれる四万十川の支流域で育つ。1978年、金沢大学医学部卒業。小児科、精神科を経て、1990年より神奈川県立こども医療センター精神科に勤務。人が不確実な事象に直面したときの迷い、人の決断に伴うこころの揺れや存在の不確実性といった精神現象に関心をもつ。2002年より同センター精神科部長
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