移民の一万年史―人口移動・遙かなる民族の旅

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移民の一万年史―人口移動・遙かなる民族の旅

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794805638
  • NDC分類 334.5
  • Cコード C0022

出版社内容情報

【人口移動・遙かなる民族の旅】世界は人類の移動によって作られた!人類最初の人口爆発から大航海時代を経て現代に至る,生存を賭けた全人類の壮大な〈移動〉のフロンティア。
通説を信じるならば、700 万年前に東アフリカで発生した人類は、発生の直後から、さまざまな理由によって移動した。本書の著者たちがいうように、最古の時代から見られた移住は、地球上の人口構成にとって、もっとも大きな要素だっただけでなく、世界史の流れに巨大な影響をおよぼす要因だった。著者たちはさまざまな参考資料を駆使して、現代人の誕生以後のほぼ 1万年にわたる「移民史」を概観しようとする。本書の第一の特色は、地球規模の移民の軌跡を、総体的に把握すると同時に、個別的・具体的に理解できることにある。第二の特色としては、アジア圏が論及されていることにある。日本人の移民についても随所で触れられている。本書を一読すると、人類にとって移民がいかに抵抗しがたい大きな事件であったかがわかるし、それらが社会的・経済的・文化的に、いかに決定的な要素になったかが推測できる。

内容説明

生存をかけた全人類の壮大な「移動」のフロンティア。新石器時代前夜の人類最初の人口爆発から七つの海を席巻した大航海時代の野望を経て有限な地球の限界点をさまよう現代に至るまで。

目次

第1部 地球規模の移民(古代文明;ゲルマン民族の大移動;ヨーロッパをめぐる喧騒;白人の人口爆発;現代世界)
第2部 移民の個別史(アフリカの移住;スペイン領土内の移住;ラテンアメリカ;アメリカの移民;インドの移住;中国の移住;オセアニアの移住)

著者等紹介

リシャール,ギ[リシャール,ギ][Richard,Guy]
1930年生まれ。カーン大学(ノルマンディー)名誉教授。アカデミーフランセーズ会員、文学博士

藤野邦夫[フジノクニオ]
1935年、石川県に生まれる。早稲田大学フランス文学科卒業。同大学院中退。東京大学講師、女子栄養大学講師などを勤める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

30
世界各地域の人類の移動について。まるで資料集を延々読まされているようなので、苦痛。各大陸、亜大陸、海洋域に先史以前から現代までどうやって人種が移動したか。原因は車輪や乗馬の発明、宗教対立、略奪や奴隷制を含む経済活動、紛争回避が主な原因とされる。戦乱や病原菌、気候変動による死滅の記述はあるが、その後もそのまま同一民族である記述が散見され(特にチャイナ史)一昔前の本という印象は否めない。日本の記述は南米、アメリカ、ハワイ移民に関する程度。ハワイ諸島先住民の絶滅には驚かされる。2019/11/04

Masatoshi Oyu

1
先史時代から現代にいたるまでの移民の歴史。現代的な問題と思っていた移民だが、実は人類は常に移民を繰り返し、新しい国家や文化を生み出しもしてきた。外国語論文の邦訳のため文章としては読みにくいが、様々な歴史的事件の裏側にこの様な人口の移動があったのか、というのは新たな発見である。そして、人類が常に移住を繰り返してきた歴史は、現代のナショナリズムを考える上で参考資料を提供するのではないだろうか。2017/09/09

舌噛

0
民族の移動という視点からみた一種の歴史書。共著ながら西欧人たちの執筆のためかヨーロッパ人視点に偏っているのは仕方ないか。最終章のオセアニアは淡々と書かれていたが最も凄惨さを感じた。一番興味深かったのはインド人の章でインド洋周辺の地域での人と文化の交流の足跡を知ることができた。翻訳臭さが強くて読みにくいのが難点。2016/11/19

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