衰退のレギュラシオン―チリ経済の開発と衰退化1830‐1914年

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衰退のレギュラシオン―チリ経済の開発と衰退化1830‐1914年

  • 岡本 哲史【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 530p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794805072
  • NDC分類 332.66
  • Cコード C3033

内容説明

途上国の「低開発性」とは、現象的には「安定した低成長」といいうるような側面を有しているのであって、そのような問題をレギュラシオン・アプローチで分析する際には、制度・構造諸形態による調整=レギュラシオンが働いていないと考えるよりも、「安定した低成長」をもたらすような「衰退的レギュラシオン」が働いていると考える方が、分析概念としてはより整合的なように思われる。つまり、大胆ないい方をすれば、制度・構造諸形態による蓄積体制の制御には、プラスの制御とマイナスの制御があると考え、後者のような作用のことを、本書では「衰退的レギュラシオン」、ないしは「衰退のレギュラシオン」と呼ぶのである。

目次

第1篇 開発と衰退の構図(分析視角;前期局面(1830~78年)の構図
後期局面(1878~1914年)の構図)
第2編 通貨・金融レジーム(通貨・金融レジーム(1830~51年)
通貨・金融レジームと1878年恐慌)
第3編 競争形態(民族系鉱山企業家群像;勃興期硝石産業の担い手;チリ系硝石企業の衰退と外資支配の確立)

著者等紹介

岡本哲史[オカモトテツシ]
九州産業大学経済学部助教授。1962年徳島県生まれ。1986年、東北大学経済学部卒業。1988年、東北大学大学院経済学研究科修士課程修了。1989~90年、メキシコ政府国費留学生(日墨交流計画)としてグアダラハラ大学で学ぶ。1992年、東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。東北大学助手などを経て現職。1998~99年、チリ・カトリック大学歴史研究所客員研究員。専攻は国際経済学、ラテン・アメリカ開発論。著書に、共著『ラテンアメリカの企業と産業発展』(アジア経済研究所)。共著『現代世界と福祉国家』(御茶の水書房)。翻訳にハイメ・アポイテス著『メキシコ経済のレギュラシオン』(大村書店、共訳)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

【チリ経済の開発と衰退化1830―1914年】制度・構造諸形態の及ぼす負の効果を《衰退のレギュラシオン》と呼び,繁栄の中に存在していた一国の衰退的諸要因を論理的に解明!
本書は南米チリの19世紀における経済発展課程を分析した研究書である。本書の特徴は大きくいって二つある。一つは、レギュラシオン・アプローチという異端派経済学の手法を採用していること、もう一つは、開発の「経済史」的研究であることの二つである。 本書の構成と内容は次の通りである。第Ⅰ篇「開発と衰退の構図」は三つの章から構成されており、第一章では、チリ経済史を分析するにあたっての論理的視角を提示している。続く第二章から第三章は、当該期チリにみられた開発と衰退の軌跡を、以後の諸章に先駆けて構図的な形で明らかにした章である。第Ⅱ篇、第Ⅲ篇は以上のような構図的整理を念頭に置いた上での、各論的な整理・実証の部分である。第Ⅱ篇「通貨・金融レジーム」は二つの章からなり、1830~78年期における通貨・金融レジ-ムの問題に焦点を当てて、19世紀の前半にいかなるロジックと歴史的プロセスを経てこの制度が生み出されてきたのか、また、それが、いかなる要因によって1878年の史上まれにみる激烈な経済恐慌へとつながっていったのかを実証的に整理している。続く第Ⅲ篇「競争形態」では、チリにおける企業・企業家にかかわる諸問題を整理している。 本書の試みが成功しているか、失敗しているか関心のある方は是非!