ラウィノの歌/オチョルの歌

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ラウィノの歌/オチョルの歌

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794804761
  • NDC分類 994.6
  • Cコード C0097

出版社内容情報

白人かぶれの「もう一人の妻」に夫の愛を奪われた黒人女性とその亭主。二人の目を通して描かれた「西欧化」と「民族化」のはざまで揺れ動く植民地統治下アフリカの魂の叫び。
英国による植民地統治下、白人かぶれの「もう一人の妻」に夫の愛を奪われた黒人女性ラウィノの憤りと、部族の因襲を引きずって対立する「男」たちの政治を叫弾する、叩きつける響きの長編詩「ラウィノの歌」、そしてこれに反論するかたちをとって、伝統的社会からの脱皮しきれない焦りと、真の自由とは、解放とはを問いかけた「オチョルの歌」、いずれもオコト・ビテックの代表作二篇の本邦初訳である。   …… オチョルは拒む 旧式なものを。 オチョルは愛しあっている、新しい女と、 英語を話す女と。  …… わたしはルンバは踊れない 母さんはわたしに教えてくれた アチョリの美しい踊りを。  ウガンダの少数民族アチョリの出自をもつ詩人オコト・ビテックは、オクスフォード大学に留学して、文化人類学の教授の口から、“野蛮人”“原始人”という言葉の連発に反発して、母国ウガンダの伝統文化の研究と、独立と人間開放を求める運動へと傾斜を強めていく。   …… 絞首台に送ろう すべての人類学の教授を アフリカ史の教師を 収容所送りにしろ すべての伝道家たちを。  …… ここに綴られた魂の叫びは、混迷するアフリカの現在と重なって、われわれの胸を鋭く刺す。英国による政治・経済・文化にわたる支配状況下、受容と反発をめぐる対立と苦悩、「民族性」と「西欧化」のはざまで葛藤する人たちの生きざまが見事に描かれているからであろう。「ラウィノの歌」は1966年、ケニアで出版され、その鮮烈な言葉の詩句は衝撃となって知識人、学生に受け入れられた。51歳の若さでこの世を去った「アチョリ人の遺書」である。

内容説明

アフリカとは何か、ウフル(自由)のために戦っている私にとって…。叩きつける響きの長編詩、ウガンダの抵抗詩人オコト・ビテックの代表作二篇の本邦初訳。白人かぶれの「もう一人の妻」に夫の愛を奪われた黒人女性ラウィノの目を通して、また夫オチョルの目を通して、植民地統治下のアフリカで「西欧化」と「民族化」のはざまで揺れ動き、苦悩する人々の魂の叫び。

目次

ラウィノの歌(夫の舌はにがい;わたしと夫を共有している女;わたしは白人の踊りを知らない;わたしの名は角笛のようにパイラの中にひびく ほか)
オチョルの歌(女よ、黙れ!;アフリカとは何か、私にとって?;地獄にぶち込め;音が漏れる、暗い小屋の中から ほか)