出版社内容情報
福祉国家の先進モデルであるスウェーデン,デンマーク,ノルウェー,フィンランド四カ国の最新動向と,新しいタイプの福祉国家建設をめざすアジア諸国の可能性に迫る。
内容説明
福祉国家の先進モデルであるスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド四か国の最新動向と、新しいタイプの福祉国家建設をめざすアジア諸国の実現可能性をさぐる注目作。
目次
福祉国家の構造的次元
第1部 北欧(欧州福祉国家の政治的再建;デンマーク―デンマークにおける福祉国家の発展と現状;スウェーデン(1)―スウェーデン福祉国家の現在の諸問題と将来
スウェーデン(2)―大量失業・高齢化時代へのスウェーデン的戦略
フィンランド―1990年代におけるフィンランドの経済危機と社会政策)
第2部 アジア(日本―21世紀における新しい福祉国家のモデルに向かって;タイ(1)―タイにおける現代福祉制度の出現
タイ(2)―タイにおける社会福祉
フィリピン(1)―住民のエンパワーメント 代替的社会福祉計画
フィリピン(2)―胎児期の福祉国家は死産へと向かうのか?
韓国―均衡福祉国家への新戦略 未来へのノート)