出版社内容情報
【子どもの健康が地球社会を変える】「地球規模で考え,地域で行動しよう」をスローガンに,先進的国際保健NGOが健康の社会的政治的決定要因を究明!NGO学徒のバイブル!
内容説明
社会開発、国際協力、保健医療学徒のバイブル!地球規模で考え地域で行動しよう!先進的国際保健NGOが、健康の社会・政治的決定要因を究明。
目次
序論 実現しなかった約束―国際保健・開発戦略の失敗
第1部 プライマリ・ヘルス・ケアの勃興と没落(ある乳児の生と死―ラクの場合;第三世界での西洋医学モデルの失敗と功績;プライマリ・ヘルス・ケアの制度化 ほか)
第2部 経口補水療法(ORT)―下痢による死への解決策か(下痢―子どもの主要な死因;経口補水論争―経口補水塩(ORS)パケットか自家製補水液か
経口補水療法(ORT)活動を脅かす未解決の問題 ほか)
第3部 人々の健康を決定する真の原因は何か(歴史的に異なる時代、異なった地域での健康状態;瀕死の世界での「健全」な利潤―三つの「殺し屋産業」と子どもの健康;健康を投資に変えて―世界銀行によるアルマ・アタへの死の一撃 ほか)
第4部 貧しい人々をエンパワーする―公正をめざすイニシアティブ(保健、エンパワーメント、社会変革;モザンビークにおける地域に根ざした下痢対策;ジンバブエでの国をあげての小児補助食プログラム ほか)
追記 ユニセフとWHOの役割